タレント・橋本マナミ(30)が16日、都内で行われた「日本の烏龍茶 つむぎ」初出荷祭にゲストで登場。橋本は、少し前にブレークした壇蜜(34)と少しキャラがかぶることから“第2の壇蜜”とも言われる。最近、本家の壇蜜が失速中だけに二の舞いとならないか心配されるが、本人は壇蜜を反面教師にある作戦を考えているという。

 このイベントは新商品のCMキャラクターに起用された脚本家・三谷幸喜氏(53)が主役。橋本はお茶を摘む「茶娘」に扮して登壇した。

 橋本のコスプレ姿に三谷氏は「これでグラビア撮影してもらいたい」とフェチズム全開だ。橋本が「実は私、芸名が橋本“マルミ”になるところだった」とエピソードを明かすと、今度は三谷氏が「いいですね。橋本マルミって名前」。橋本はここぞとばかりに「そうですかぁ? じゃあ三谷さんだけ(マルミって呼んでいい)。実は三谷さんの大ファンだったんです」と“誘惑”。すっかりメロメロの三谷氏は「もっと早く言ってほしかったなあ」。

 こんなやりとりに、あるプロダクション関係者は「三谷さんのようなオジサンに“受け”がいいのも、一時の壇蜜とそっくり。でも、橋本は壇蜜と同じ失敗は繰り返さないようにしっかり計画してますよ。壇蜜は女優転身のチャンスを自ら捨てて文化人にシフトしたけど、その知的コメントが視聴者の鼻につく面がある。それでファンが一気に離れた。橋本は逆に女優路線を歩むつもりです」と話す。

 もともと橋本は、大手芸能プロ「オスカープロモーション」主催の「第7回全日本国民的美少女コンテスト」で演技部門賞を受賞。NHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」(2003年)などのドラマや映画に出演してきた。

「今はオスカーから離れたけれど、現在の所属事務所も女優の仕事も多く入れようとしている。いろんなテレビ局にこれまでの女優としての実績を売り込んでいるようだ」(同)

 大物脚本家の三谷氏にもさりげなく「ファンだった」と売り込むあたりも、そのへんを考えての行動かもしれない。

「なかなか芽が出なかったのでグラビア路線にも挑戦し、名前が売れた。壇蜜が新たに切り開いた“昭和のエロス路線”にも乗ることができた。橋本はラッキーですよ」と同関係者は話す。この分ならこの先も、芸能界で生き残っていけそうだ。