壇蜜に救われた「アカデミー2冠俳優」V6岡田准一

2015年03月16日 11時00分

岡田を救った?壇蜜

 俳優としてブレークしたジャニーズ事務所「V6」の岡田准一(34)がタレントの壇蜜(34)に“救われていた”という意外な過去がささやかれている。岡田は2月に発表された今年の日本アカデミー賞で「永遠の0」で最優秀主演男優賞、「蜩ノ記」で最優秀助演男優賞の2冠に輝いた。ジャニーズ事務所の「賞レースにはタレントを参加させない」という原則を例外的に解禁したための受賞の陰には、過去の大ピンチもあった。

「ジャニーズとしては、グループとしてのV6はもう“一丁あがり”なので、この辺で箔を付けさせ、岡田に『俳優でメシを食わせたい』ということ」(映画関係者)。そんな狙いに、映画業界がバックアップしたというのが岡田の2冠に対する大方の見方だ。

「アカデミー2冠俳優」の看板は映画業界にとっても魅力的だ。「今後は2冠俳優ということでオファーもさらに増える」(前出関係者)とトップ俳優の道を歩むのは間違いない。

 大物の仲間入りを果たした岡田だが、最初から好調だったわけではない。過去には致命的な大コケをやらかしていた。宮崎あおい(29)とのダブル主演で注目され、2012年9月に公開された映画「天地明察」だ。

「大ヒットした原作小説に、監督や共演陣も一流を揃え、公開前の興行収入目標は20億~25億円だった。ところが、いざ公開されると10億円弱と散々な結果に。これを受け『岡田では客を集められない』とまでいわれた。赤字も5億~10億円といわれ、配給の角川映画にとってはかなりの大ダメージでした。そうしたこともあって、角川の中では『儲からない映画をやめて、漫画などに資本を集中させた方がいいんじゃないか』という声もあったほどでした」(別の映画関係者)

 岡田は同社の「絶体絶命の大ピンチ」をつくってしまったのだ。もし、このとき、角川が映画業界から撤退となっていれば“岡田は角川の息の根を止めた”と最悪のレッテルを貼られてもおかしくはなかった。ところが、その直後“奇跡”が起きる。同社内でまったく期待されていなかった、同年11月公開の壇蜜主演映画「私の奴隷になりなさい」が驚異的なヒットを飛ばしたことで好転したのだという。

「両映画は公開館数の規模でも“象とアリ”レベル。超低予算の壇蜜の映画が売れに売れ、DVDなどの二次使用も含めると、岡田の『天地明察』の赤字をほとんど埋めた」(前出別の関係者)

 いわば岡田は壇蜜のおかげで、最悪の事態を免れ、アカデミー2冠俳優の地位にまで上り詰めたというわけだ。最近では、壇蜜の方が一時の勢いが衰えたともいわれているだけに、今度は岡田が恩返しをする番かも。