日本テレビ系ドラマ「学校のカイダン」に主演した女優の広瀬すず(16)が12日、自身のブログを更新し、同作品のクランクアップを報告。共演者とスタッフへの感謝とともにドラマへの思いをつづった。

 広瀬は「学校のカイダン」のタイトルでブログ更新。まず「ついに昨日、学校のカイダンクランクアップいたしました。いや、実感なさすぎ。また今日もおはようございますって言いながら現場行くんじゃないかって。でも終わったんだよな。終わっちゃったんだよな~」と撮影終了から一夜明けた心境を語った。続けて「ここまで来るのに本当に本当にすごい沢山の事があって、自分の事でいっぱいいっぱいでした。ものすごい最初は怖くてプレッシャーとかも感じないぐらい怖かったんです。最近やっと、主演とういう単語に聞き慣れてコトバ自体は受け入れられるようになりました。でもそれを自分自身がやってるなんて感覚全くなくて、些細なことでちょっとずつ感じたりして」と、連続ドラマ初主演でプレッシャーを感じていたことを明かした。

 そして「みんなには経験もたくさんあってわたしはヘッタクソだけど、テクニックっていうものがあって、伝え方とかセリフの言い方とか凄くて、私はツバメみたいに感情のまま走ってたから。それでも、誰も私のことを知らない状態の中でこういう役をやれて。ほんとにここまで色々ありすぎて、ゴールなんて見えてなくて、、、遠すぎて、もう駄目だって思ってた笑。」と撮影時の葛藤も告白。「でも沢山の人に支えてもらって。助けてもらって応援してもらって本当に幸せだったし感謝の気持ちでいっぱいです。うーん、こんなコトバで伝えるのは悔しいけど感謝以上の想いです。最高すぎる現場でした」と共演者やスタッフに感謝した。

 さらに広瀬は、共演者らとの集合写真や監督とのツーショットなど4枚の写真も公開。「スタッフさんもキャストの皆も春菜ツバメも学校のカイダンという作品自体全てわたしの宝物です」と宣言し、「最初と最後は涙でしたがこれからも私自身の、広瀬すずの!カイダンをこれかも登り続けていきます」と、さらなるステップアップを誓った。

 ドラマ「学校のカイダン」は学園で権力を握る8人グループに生徒会長の役目を押しつけられた地味な女子高生・春菜ツバメが、天才的スピーチライターに導かれ、言葉の力で学校に革命を起こす学園ドラマ。広瀬はヒロインの春菜ツバメを演じた。