【国生さゆり連載11】おニャン子とAKBここが違った

2012年09月14日 12時00分

 ハッキリ記憶に残っているのは「セーラー服を脱がさないで」(85年7月5日発売)がオリコンヒットチャートで1位を獲得した直後、某アパレルブランドがスポンサーに決まり、制服っぽい衣装が支給されるようになったことです。衣装だけをピックアップして考えても、最初から制服風の衣装を揃えたAKB48とは大違いでしょ。

 それに歌唱力もダンスの実力も、おニャン子とAKB48とではかなり違います。AKB48のメンバーは全員、歌もダンスも基礎ができているんです。なので、素人っぽさは感じられるにしても、当然、本当の素人ではありません。一見、素人っぽくても実はレベルが高いんです。

 AKB48に比べると、おニャン子は本当に素人でした。もちろん、メンバーのなかには工藤静香さんや城之内早苗ちゃんのような、後に歌手としてヒット曲を連発するような実力派もいました。でも、そんな実力者は数少なかったんです。ダンスだって、みんなAKB48ほどにはできなかったなあ…。

「夕やけ——」は「素人の現役女子高生がたくさん出演する」コンセプトですから、違いが多々あるのも当然といえば当然です。でも、すでに高校を卒業し、一社会人としておニャン子に取り組んでいた私は“素人っぽさ”が少しずつ苦手になってきて…。