【国生さゆり連載10】悩みの種はおニャン子の“序列”

2012年09月12日 12時00分



【国生さゆりのニャンたま事件簿(10)】昭和60(1985)年4月1日から「夕やけニャンニャン」(フジテレビ系)がスタート。同時に番組内ユニット「おニャン子クラブ」も私たち11人の初期メンバーで発足しました。担当プロデューサーさんを始め、構成作家の秋元康さんたち制作陣の間ではどんどん会員を増やしていき、「素人っぽい現役女子高生が大勢出演する」構想です。

 そのため、新会員発掘オーディションの「アイドルを探せ!」企画が毎日あって、次々と合格者=新会員が誕生していくことになりました。なんと!放送開始からわずか4日後の4月5日には河合その子ちゃんが合格し、新会員第1号=会員番号12番として新加入します。何しろ毎日、番組で公開オーディションを開催しているのだから、本当にあっという間に会員数が急増していったのです。

 季節が変わり、夏になったころには20人以上の大所帯に…。「夕やけ——」企画当初からの構想が現実になっただけのこととはいえ、本当の素人出身の私はこれほどの大人数のなかでどうしたらいいのか、戸惑うばかりだったな…。

 しかも!現役女子高生メンバーのノリと私の性格とは大違いなんです。ダンスや歌の反省点を練習することで修正したい私と、部活やアルバイトの延長のような感覚で取り組んでいる新メンバーたち…。これじゃあ、歯車がかみ合うはずがありません。