【国生さゆり連載9】女子高生メンバーは“恋愛禁止”

2012年09月10日 12時00分



【国生さゆりのニャンたま事件簿(9)】現在のAKB48でも同じことだと思いますが、大人数のアイドルユニットで何よりも怖いのは突発的な“事故”です。AKB48のプロデューサー・秋元康さんが構成作家として関わっていた「夕やけニャンニャン」(フジテレビ系、1985〜87年)の番組ユニット「おニャン子クラブ」でもそうで、現役女子高生のメンバーには“恋愛禁止”が言い渡されていました。

 AKB48では社会人のメンバーも平等!?に全員が恋愛禁止で、それも秋元さんの方針だと聞いていますけど、おニャン子の場合、事情はちょっと違います。このころの秋元さんは30歳を迎える直前で、私たちメンバーにとっては「構成作家」という認識が強かったんです。AKB48みたいに「生みの親」として接していたわけではなく、いい意味で他のスタッフさんたちと変わらない存在でした。

 だから、おニャン子に現役女子高生メンバーが急増してくると(番組の「アイドルを探せ!」コーナーで新メンバーのオーディションを毎日、行っていたんです)、スタッフさんからの恋愛禁止の縛りも厳しくなってきます。私たち社会人組のメンバーにも表向きはみんなと同じ指示が出ていましたが、内実は「本人の自覚に任せる」。仮に恋愛が発覚しても「スキャンダルとして騒がれなければいい」って、事実上の不問に付してもらえました。