アイマスの原点は猿? アイマスプロデューサー坂上氏インタビュー

2009年01月23日 15時26分

――ライバルのお話が出てきたんですが、今作では前作主役級だった星井美希がライバルとして登場します

 

 坂上:Xbox 360では一番シナリオボリュームも多く押していたキャラだったので、そのキャラがライバルになるというときのユーザーの反応の大きさといったら(笑い)よく言うじゃないですか。漫画を描いているとキャラクターがひとりでに動き出すって。美希というキャラクターが性格上アクティブというか「自分の好きなプロデューサーと仕事できないなら違うところいきます」というイマドキのサバサバした女の子なので。開発でも素直に「いいんじゃないの」「まあ美希ならそういうわな」って声がほとんどでした。ほかの2人、我那覇響、四条貴音は以前から暖めていたキャラだったんですよ。アーケード版のときにデザイン、キャラクターづけまでは終わっていたんですが、今回日の目をみました。ただアーケードのときからは微妙に変わっています。四条ははじめ外国人だったりしました。

 

 ――高い支持を集めているアイマスとほかの作品との違いってどこでしょう

 

 坂上:よくギャルゲーといわれるんですが、実はアイドルマスターは恋愛にならないんですよ。女の子はトップアイドル、ユーザーはトッププロデューサーをお互い目指す。基本的にはお互いがプロなんで。だからアイマスはアイドルとプロデューサー(ユーザー)の立場での距離感が面白い。普通はギャルゲーっていうと最後は恋愛でしょって感じなんですけど、そこは一線を引いています。それにギャルゲーにしては手ごわいんです。選択肢がランダムだったり答えがない。これは女の子は気まぐれってところから来ているんですけど。だから当時ギャルゲーと思って飛びついたユーザーは離れてますね。意外に鉄拳とかやっていた人なんかが「面白いじゃん」とはまってくれています。

 

 あとアイマスファンには業界の人が多いです。ゲーム業界とアニメ業界とか。最近付き合いのあるアニメ業界の人にアイマス関連グッズをもっていくとえらくよろこばれる。あるゲームのプログラマーの調子が下がってるんで「アイマスの限定版ぜひとも調達してください」なんて声もあります(笑い)

 

 ――Xbox 360版ではダウンロードコンテンツが盛り上がりました

 

 坂上:そうですね、おかげさまで。もともとダウンロードはユーザーに継続して楽しんでもらうためにはどうしたらいいんだろうというところから始まってます。こうしたコンテンツを毎月毎月提供することで話題がつきない。僕のなかでは漫画の連載に近いです。最初はそんなに人気がないんだけど、コンテンツの面白さで徐々に人気がでてくるという。今回のPSP版もプレイステーションストアから衣装などコンテンツをダウンロードできます。今回は衣装も外部の作家さん、イラストレーターさんにデザインしてもらってます。これまではどちらかというとコスプレチックなものが多かったんですが、今回はそれぞれの作家さんが考えたアイドルの衣装がテーマです。第一弾はCDのデザインをしていただいている杏仁豆腐さんになります。