福島出身の佐藤B作(66)が「福島市ももりん大使」に就任した。

「福島市ももりん大使」は、福島市ゆかりの著名人に、自身の活動の中で福島市の魅力(住み良さ、観光、産品、自然、文化、歴史など)を国内外へ発信してもらう、というもの。

 B作は福島市飯坂町出身で、福島県立福島高等学校卒。7〜8日に福島市で公演される新作喜劇「田茂神家の一族」を前に、大使第1号として委嘱されることになった。委嘱状交付式は5日に市役所で行われた。小林香市長と市観光PRキャラクター「ももりん」がB作を出迎え、小林市長から委嘱状とPR用のたすき、市特産品の桃の香りがついた名刺を受け取った。

「知名度の高い佐藤さんに大使を引き受けていただき、たいへん心強い。福島のいいところをどんどん宣伝してもらい、復興に取り組む姿も全国に発信してください」(小林市長)

 B作は「果物やお酒など、福島の食べ物は本当にうまい。一生懸命ふるさと福島のPRをします」と意気込みを語った。