NHK大阪放送局が5日、定例局長会見を行い、4月改編期の新番組を発表。3月30日からスタートするニュース番組「ニュースほっと関西」(毎週月~金曜、午後6時10分~、関西ローカル)で、入局3年目を迎える赤木野々花アナウンサー(24)がキャスターを務めることが分かった。
 
 赤木アナは2013年入局し、徳島放送局に配属されたが、昨年行われたサッカーW杯の関連番組や同局の夜のニュース番組「ニュースウオッチ9」に、廣瀬智美アナ(33)の夏休みの代役として“全国デビュー”し、知名度急上昇した。慶応大学在学中には日本ハープコンクールのアドバンス部門で5位を獲得したこともある“逸材”だ。
 
 会見に出席した赤木アナは「ハーピストとして舞台に立って演奏することと、人前に立って表現することは似ている部分がある」とアナウンサーになろうとしたキッカケを語った。
 
 また、負けず嫌いと言うだけあって、「自分がなまけているのが一番許せない。アナウンサーとしてニュースを伝える中で知らないことが多くある。(都構想でゆれる大阪)維新の会のこととかもニュースを出していると思うんですけど、自分の勉強不足を実感する毎日。そんな自分に負けないように頑張りたい」と、やる気を見せた。
 
 芸名のような「野々花」という名前は祖母が名付け親だという。

「野の花のように人に気づかれなくても、踏まれても花を咲かせてほしいとの願いが込められているそうです」と由来を語った。

 赤木は「夕方なので一日を振り返りつつ、ほっとしてもらいたい」と大阪放送局での初レギュラー番組に意気込んでいた。