モノマネ芸人の原口あきまさ(39)、「どきどきキャンプ」岸学(36)らが4日、人気海外ドラマ「24―TWENTY FOUR― リブ・アナザー・デイ」のDVDがこの日から発売になったのを記念し、都内で公開アフレコを行った。

 主人公ジャック・バウアーのモノマネで知られる岸は、ジャック役の声優・小山力也(51)本人を前に渾身のモノマネを披露。そこに“モノマネ王”の原口が登場し、“モノマネ合戦”となった。

 原口は「この声、男なら誰でもできるのでは。アテレコをやっている時に分かったが、極楽とんぼの加藤浩次さんの声でできる」と言いながら披露。続けて「実は同じ理屈で志村けんさんとビビる大木も同じ声でできる」と実演してみせると、あとは原口の独壇場だ。

「TRFのSAMさんはソロパートはすごい踊るけど、それが終わってから歌の時はほとんど休んでる。本人に確認したら『あの時期はヘビースモーカーだったので、体が持たずに確かに休憩していた』と言っていた」と身ぶり手ぶりを交えて笑いを誘った。

 さらに「ジャックの声をレパートリーに加えようかな」とプレッシャーをかけると、ほぼジャック一本やりの岸はタジタジに。「結構、のどに負担がかかるので、ジャックのモノマネは30分が限界。それを超えると、ただの声が枯れたおっさんになる」と泣き言を口にするなど防戦一方だった。

 5年ぶりの新作のおかげで久々にカメラの前に立った岸は、「この5年間は地味に劇場でお笑いをやっていた。食っていけるなら、本当はジャック一本でやりたいけど」とポツリ。ジャックの声の完成度では上回ったものの、総合力では原口の足元にも及ばなかった。