世界的パフォーマンスグループ「電撃ネットワーク」の三五十五さん(本名・小林祐司)が3日深夜、都内の病院で死去した。52歳。

 三五さんは一昨年夏に体調不良を訴え、肺がんが発覚した。全身転移で「余命1週間」との宣告を受けたが、メンバーやファンのバックアップもあり奇跡的に体調が回復。昨年12月21日には、東京・新宿の猪木酒場で行われたイベント「電撃クレイジーナイト忘年会ダァー!」に病院から駆けつけた。

 1年半ぶりにステージに上がった三五さんは「ここまでこれたのも本当に皆さんのおかげ。いろんな方からたくさんのお見舞いや激励の言葉を頂き、なんとお礼したらいいかわからないが、必ず恩返しします」とファンに誓っていた。

 しかし、最近は体調を崩して酸素吸入器をつけ、家族以外は面会できない状態だった。

 葬儀は今週、身内だけの密葬を行う予定。国内外にファンが多かっただけに、ショックは大きい。