おわび連発するTBSに“さんまの呪い”?

2015年02月27日 07時15分

「戻れるか!」とでも言いそうなさんま

 バラエティー番組などで「おわび」を連発するTBSに“さんまの呪い”がささやかれている。明石家さんま(59)が司会を務めた長寿バラエティー番組「さんまのスーパーからくりTV」打ち切りを受け、昨年10月にスタートした「不思議探求バラエティー ザ・世界ワンダーX」(日曜夜7時)が3月末で打ち切られることが、本紙の取材でわかった。相次ぐ不祥事に、新番組がわずか半年で終了…。あまりに“インケツ”なTBSに、局内からは「呪い説」を唱える者が出てきた。

“長寿番組の後継番組は短命で終わる”――。テレビ界の通説がまたしても証明された。

 22年間続いた「からくりTV」の後を受け、お笑いタレント今田耕司(48)とお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」が司会、さんまの娘のタレントIMALU(25)がレギュラー出演して放送中の「世界――」。世界各国で起きた大事件、超常現象、ハプニングを紹介、検証する番組だが、わずか半年で打ち切られることになった。

「4月からの新番組は極楽とんぼ・加藤浩次さんが司会のバラエティー番組になるそうです」と芸能プロ関係者は明かす。そもそも「世界――」の制作スタッフは、当初からヤル気が薄かったとやゆされている。

「“さんまの娘が後を継ぐ!”“番組の親子リレー”と話題になったけど、番組内容に目新しさがなかった。昨年10月の初回スペシャルは視聴率が7・7%で、どんズベリでのスタート。今月に入っても視聴率は6~7%ほどで、全く伸びしろが期待できない。終了もやむなしでしょう」(制作会社スタッフ)

「世界――」の打ち切りが決まり、局内では、最初に視聴率男・さんまの“再登板”を期待する声が上がった。日曜夜7時枠では1月11日、年明け恒例の特番「さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP」を放送。「からくりTV」のレギュラーだった中村玉緒(75)、関根勤(61)、安住紳一郎TBSアナウンサー(41)が出演した。「からくりファミリー」が「からくりTV」終了後も、22回目を迎えた特番で何ら変わることなく名を連ねた。

「出演陣だけじゃなく、『あんたの夢――』のプロデューサーと総合演出は『からくりTV』でもプロデューサーとディレクターをそれぞれ務めていたから、なおさら期待された」(関係者)

 もともと同枠は「吉本興業」所属の芸人が司会を務める“吉本枠”。今田、「ブラマヨ」でダメなら、同じ吉本所属の師匠・さんまに復活してもらいたいというわけだ。

 だが、結局は実現しなかった。さんまは「からくりTV」が終了した後、TBSでレギュラー番組を持っていない。むしろ“遺恨”が残っているようにも映る。

「TBS側の『からくりTV』の終わらせ方がまずかったと言われている。さんまさんは自身のラジオ番組で遺恨を否定していて、真相は不明ですが、22年間も司会を務めた功労者をむげにして、番組を打ち切ったのはよくなかった。『世界ワンダー』の視聴率が低迷してあっさり終わるのも、最近相次ぐ“おわび”も“さんまの呪い”と局内でささやかれています」(同)

 さんまが新番組のオファーを自ら断ったかどうかは不明だ。だが、昨年6月上旬に打ち切りを言い渡され激怒したというさんまにしてみれば“からくりファミリー”を崩壊させたTBSに本心では快い思いを抱いていないのは間違いない。

「さんまさんは『からくり――』の末期の視聴率低迷の責任は自分にもあると考えているから、表立ってTBS批判はしていませんが、ファミリーとともに愛着を持って長年作ってきた番組を突然打ち切られ、半年もたたないうちに、局の都合で今度は『戻ってきて』と言われても『ええで』となるはずがない。TBSにお灸を据える意味でも、さんまさんはしばらく出ないのでは」(芸能プロ関係者)

 結局、4月からの後継番組は、TBSと関係が深く、かつ“吉本芸人”でもある加藤の司会で落ち着いた。

 7月1日で還暦を迎える“お笑い怪獣”さんまと、今年放送開始60周年のTBS。くしくも“同い年”の両者が再び合体する日はまだまだ先になりそうだ。