坂東三津五郎さん告別式で檀れい「笑顔が忘れられない」

2015年02月25日 18時55分

坂東三津五郎さんの告別式に出席した檀れい

 25日に東京・青山葬儀所で行われた、歌舞伎俳優の坂東三津五郎さん(本名・守田寿=もりた・ひさし、享年59)の葬儀・告別式には、各界の著名人を含め5000人が弔問に訪れた。
 
 三津五郎さんと映画「武士の一分」で共演した「SMAP」木村拓哉(42)も参列。報道陣の取材には応じず、沈痛な面持ちで去っていった。
 
 落語家の林家正蔵(52)は、三津五郎さんの“最後の弟子”。「寿さん」「泰孝ちゃん」と本名で呼び合う仲だった。
 
 取材に対応し、故人との思い出を語った。
 
 今月上旬、三津五郎さんが家元を務めた「日本舞踊坂東流」の名取試験を受けた正蔵。試験で三津五郎さんから「立派、立派」とほめられ、「笑顔で写真を撮ろうよ」と声をかけられたという。厳格な試験で家元がこれらの対応をするのは、異例。

「右手を出されて『握手しようよ』って。温かかったな、手が…。まさか最後の別れの握手になるとは思っていなかった」

 正蔵は「坂東蝶蔵(ちょうぞう)」という名取名をつけてもらった。

「お兄さん(三津五郎さん)のお許しが出た時、お兄さんが天国で『いいよ』って話してくださった時に、躍らせていただきたい」と涙ながらに誓った。

「武士の一分」で共演した檀れい(43)は、去年8月に行われた三津五郎さんの歌舞伎公演の楽屋で会った際の思い出に触れた。

「うれしそうな笑顔で迎えてくださった。開演前なのに話が止まらなくて。『まあいいじゃないか』と。その笑顔が忘れられない…。ずっと楽屋でお話ししたかった」

 目に涙を浮かべて故人を惜しんだ。