三津五郎さんと獅童の間に“奇妙な絆”

2015年02月26日 11時00分

三津五郎さん(顔写真)との間に“奇妙な絆”があった獅童

 21日にすい臓がんのため亡くなった坂東三津五郎さん(享年59)と中村獅童(42)の間には“奇妙な絆”があった。

 獅童は24日、都内で行われた主演映画「振り子」の舞台あいさつに登場。その後、前日の大阪での舞台あいさつ後と同様に三津五郎さんへの思いを語った。獅童は三津五郎さんを慕い、芝居はもちろん、プライベートのことも相談していた。しかも、獅童にとっては公私ともになくてはならない存在だったのだ。

「三津五郎さんと獅童には共通項がある。歌舞伎に打ち込む姿勢はもちろんだが、浮名をたくさん流したところですよ。著名人との離婚も経験し、人生の浮き沈みを味わった。それをすべて、芸事の肥やしにしてきたのが三津五郎さん。獅童も歌舞伎界を引っ張る三津五郎さんの器の大きさに憧れ、歌舞伎界の大先輩として、良き兄貴分として慕っていた」(ワイドショー関係者)

 三津五郎さんは1997年に元宝塚女優の寿ひずる(60)と離婚。略奪婚となった元フジテレビアナウンサーの近藤サト(46)とも2000年に離婚した。一方の獅童も女優の竹内結子(34)との間に第1子をもうけたが、08年に離婚。今年1月に一般女性(31)と再婚した。プライベートでの相談もしていた2人だけに離婚のつらさも共有できた間柄だったという。

 獅童は「コメントできる気持ちではないが、ただ言えるのはみんなで力を合わせて歌舞伎界を盛り上げていくこと。そして自分が精進することが恩返しになる」と悲しみを必死に隠すように、気丈に振る舞った。

「1月13日に入籍の報告でお会いした。その時は妻にも優しくしてくれて、元気そうだった。弱ったところは見ていない。聞きに行けば、いろいろと教えてくれるし、一番教わった先輩だった」と故人をしのんだ。