仮面女子:スチームガールズの新矢皐月(21)と小柳朋恵(18)が23日、ブログで卒業を発表した。昨22日のライブ後に、渡辺まあり(25=アリス十番)が「4月12日でアイドル卒業」を発表しており、わずか1日で3人が卒業発表となった。

 小柳は午前8時過ぎに更新したブログで、小柳は「ちなみに事務所通さないで書いてます。締めなのに誰かの言葉なんて真っ平だからね。単刀直入に言うとわたし小柳朋恵は仮面女子スチームガールズを卒業します。理由は、やめる時にみんながよく言うやりたいことが見つかったからとかいう事務所が言うタテマエの理由じゃなく、私の生きる場所はここじゃないと思ったから。ここでは私は輝けないと思ったから。ちなみに解雇じゃないです」と書いている。

 小柳朋恵は2012年、中学卒業後に上京し、芸能事務所アリスプロジェクトに入所。同年10月、新ユニット「スチームガールズ」のメンバーとしてステージデビューした。13年元日から8月3日まで2代目センターを務めている。14年の夏以降は「体調不良」を理由に休養することが多かった。

 14日に秋葉原の常設劇場で行われたアリス十番・森カノンの生誕祭に選抜ユニット「アリスオブナイトメア」として出演。これが常設劇場(秋葉原)最後のステージとなった。

 また、スチームガールズのリーダー・新矢は、午後更新のブログで「仮面女子、スチームガールズ及びアリスプロジェクトを退所いたします」と報告。「仮面女子の新矢皐月では無くなりますが少しでも仮面女子として活動できたことに誇りに思います。メンバーに直接伝えることができなかったのでそこは悔いです。今後はメンバーのことを応援する立場になってみんなが夢を叶えるのを見たいです。さつきの決断は悩みに悩んで自分で決めたことなので一切後悔はありません」と続けた。

 スチームガールズのリーダー・新矢は“心の病気”でライブを休むことが多く、完全復帰しないままの“卒業”の道を選んだ。16日が最後のステージだった。事務所と相談して結論を出したが「卒業式などは行わない」という。

 今後について小柳は「ちょっとだけ休んで、そっからまた何かやりたくなったらその時はよろしくね!」、新矢は「自分自身見極めていきます。もしまたみなさんの前に現れれることができたら、、と思っています」としている。