石川敏男氏 歌舞伎界の「光」と「影」を世間に見せた三津五郎さん

2015年02月24日 09時00分

近藤サト

 芸能リポーターの石川敏男氏(58)は、坂東三津五郎さん(本名・守田寿=もりた・ひさし)の訃報に「ショックでしかないですね」と驚きを隠せなかった。

 石川氏は「三津五郎さんは、歌舞伎をより大衆に近づけて、よりお客を呼び込んだ人。それによって、興行的にも潤うようになった。そんな時代の先駆者だったですね」と振り返る。

 歌舞伎が「一般の人たちの興味の対象になった」ことで、石川氏が忘れられないのが、近藤サトとの結婚と離婚だ。

 近藤とは1998年、不倫の末に結婚。当時、近藤の“略奪愛”と世間を大きく騒がせた。

「人気アナウンサーとの不倫略奪婚は衝撃的だった。ワイドショーなどが大きく取り上げることとなり、歌舞伎界が“大衆化”したきっかけでもあったんですね。それまでは謎が多かった梨園に、スポットライトが当たるようになった」(石川氏)

 その不倫略奪婚騒動は拡大。近藤が子づくりを望んでいながらも、すでに三津五郎さんは前妻との間に長男がいたことがネックとなり、最終的には近藤が「誰かの意思によって阻まれた」と2000年6月の離婚会見時に、梨園の泥沼内情を吐露することもあった。歌舞伎をよりメジャーにしながら、梨園のドロドロ具合もさらけ出したということで、歌舞伎界の「光」と「影」を世間に見せた歌舞伎役者でもあった。

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