【東スポ映画大賞】上島竜兵の“おでん芸”「お笑い的には失敗」

2015年02月23日 11時12分

肥後(左)に向かって卵を吐き出す上島(中)。右は寺門

【東スポ映画大賞】主演男優賞の授賞理由が「主演男優賞は該当者がいないから、ドブに捨てるつもりで上島にやるか。どんな顔してもらいに来るのか」と、面白半分で選ばれた“リアクション芸の王様”上島竜兵(54)。たった一人で登壇したステージ上では、たけしを前にタジタジだ。

 冒頭から表彰状の名前を「小島よしお殿」と言われ、さらに選考しておきながら「よく来たな!」と毒を吐くたけしを前に、「いやいや」と返すのがやっと。受賞者のスピーチでは「昨年は主演男優賞を松田龍平さんが頂いたそうですが、2人は『りゅうへい』つながり。やるね、たけちゃん!」と精一杯のボケを見せた。

 しかし、ステージ上にダチョウ倶楽部のメンバーである肥後克広(51)と寺門ジモン(52)が応援に駆けつけると、空気が一変した。

 舞台袖に控えていた肥後と寺門の2人を見るなり、「おっ、なんだ、おまえら。応援に来てくれたのか!?」と、とても主演男優賞受賞者とは思えないベタな芝居で2人を迎え入れ、定番の“おでん芸”を披露した。

 グツグツ煮立った熱々の卵を肥後に口に入れられた上島は、口をハフハフさせながら「ポンッ!」と音を立てて逆噴射。見事に肥後の顔に命中させて会場中を爆笑の渦に巻き込み、“リアクション芸の王様”たるゆえんを見せつけた。

 おでん芸と東スポ映画大賞には因縁がある。5年前に「上島ジェーン」で特別作品賞に選ばれて授賞式に参加したときも、上島はダチョウ倶楽部としておでん芸を披露。ところが、このとき寺門が鍋の熱い部分をつかんで、勢い余って鍋ごとおでんを落下させてしまい、飛び散った汁が授賞式に参加していた巨人軍の長嶋茂雄終身名誉監督にまでかかる大失態を演じたのだ。

 上島は「今日は成功しましたよ。だけど、お笑い的には5年前を考えると失敗。あのときは芸としては大失敗だったけど、お笑い的に大成功だった。もう一回、鍋をひっくり返したり、たけしさんに当てるくらいしないとダメなんだよなあ」と反省しきりだった。