【東スポ映画大賞】呉美保監督「あらゆるジャンル、予算の映画撮りたい」

2015年02月23日 11時00分

呉美保監督

「そこのみにて光輝く」で監督賞を受賞した呉美保監督(37)は、壇上でたけしにお礼を述べたうえで「この映画はバジェット(予算)が小さく、企画段階でお金を出してくれる人がいなくて、あきらめかけました。去年公開して長く上映していただいて、こうやって見ていただけるところに届いて、うれしく思います」と明かした。


 北野作品は好きで全て見ているという呉監督は「学生時代、初めて見た『3―4X10月』の破壊力に衝撃を受けました。映画ってこういうことができるんだって。北野監督作品はどんなジャンル、バジェットでも貫かれている描き方がある。次回作が楽しみです」。


 たけしは壇上で「映画ってのはものすごい客が入るデカいレストランみたいなのと、(この作品のように)小料理屋みたいなのと両方ある。この映画はじっくり撮ってると思うけど、これからは正反対のを撮ってほしい」とエールを送った。

 

 これに呉監督は「まさにやりたいと思っていることなのでさらに頑張ろうという気になりました。せっかく映画を撮れてるんだから、あらゆる人を描きたいし、あらゆるジャンル、バジェットのものにチャレンジしたい」と目を輝かせた。


 現在妊娠中の呉監督は5月末出産予定で、6月には次回作「きみはいい子」が公開される。「同じ時期に子供と新しい作品を世の中に生み出すことに。私にとっては一大イベント。作品の初日舞台あいさつには立っていたい」と笑顔で語った。