外国作品賞は、1960年代に人気を博した4人組バンド「ザ・フォーシーズンズ」の伝記映画「ジャージー・ボーイズ」が受賞。トニー賞受賞のブロードウェーミュージカルを、巨匠クリント・イーストウッド監督(84)が映画化した。


 たけしは「あの人スゲーからな。エンターテインメントの基本が分かってる。大したものだ」と評価。登壇した配給元「ワーナー・ブラザース映画」のマーケティング本部・出目宏部長(44)は、イーストウッド監督からの喜びコメントを読み上げた。


「このたびは『ジャージー・ボーイズ』を第24回東京スポーツ映画大賞外国作品賞に選んでいただいたことを、キャスト・スタッフ全員より感謝を申し上げます。私たちの映画を愛し続けてくださっている日本のファンの皆さまに心からの感謝を申し上げるとともに、日本では私の新たな作品『アメリカン・スナイパー』が公開中と聞いております。ぜひご覧いただけたらと思っております」


 ちなみにたけしは以前、ベネチア国際映画祭の際、イーストウッド監督と対談したことがある。場所は運河沿いで、SPたちは1時間前に来て周辺を厳重警戒していたが、当人は1時間も遅れ「(待ちぼうけを食わされ)岸壁の母になっちゃった」とたけし。対面の際、たけしが「見てます」と言った作品も、本人にとっては不出来だったらしく「暗い過去だ」とイヤな顔をされたとか。