猫ひろしが東京マラソンで自己最高マーク 2時間「20ニャニャ分」

2015年02月22日 13時37分

 22日に行われた東京マラソン(都庁―東京ビッグサイト)で、お笑い芸人・猫ひろし(37)が自己最高記録となる2時間27分52秒をマークした。2012年2月の別府大分毎日マラソンで記録した2時間30分26秒を大幅に更新し、来年のリオデジャネイロ五輪出場への自信を深めた。

「よっしゃ! よし! よしッ! どうだ!」

 フィニッシュするや猫は雄たけびを上げた。指導役の中島進コーチにタイムを尋ね「27分50秒ぐらい」と聞かされると満足そうにうなずいた。

 スタートラインを越えるまでにかかった待ち時間を引いたネットタイムは2時間27分48秒。息を切らす様子もなく、猫は「20ニャニャ分。予定通り。最高。コツコツやってきた。練習は裏切らない」と興奮した様子で会心のレースの余韻にひたった。

 最初の5キロを17分15秒の好タイムで入ると、40キロまですべてのスプリットタイムを17分40秒以内で刻んだ。寒すぎず暖かすぎず、強風もない好コンディションに加え、多い月では900~1000キロという競技選手レベルの走行距離を踏む練習を積んだことが、37歳での自己最高につながった。

「前日には(炭水化物を補給する)カーボローディングとカツオ節、カルカンにネコ缶も。今日は何日? 22日でしょ。“ニャーニャー”でネコの日だから私の日」

 昨秋は韓国・仁川で行われたアジア大会にカンボジア代表で出場。2時間34分16秒と完走者では最下位の14位だったが、同国の第一人者ヘム・ブンティン(29)が完走できなかったため、猫はカンボジア勢でトップに。他の国内大会でも2回優勝しており、アジア大会を含めて猫は同国選手内では「3回連続で1位を取っている」。

 次戦は同国代表として東南アジア大会(6月、シンガポール)に出場予定。オリンピック委員会や陸連はこの大会を重視しているといい、メダル獲得ならリオ五輪代表の可能性が高まるという。