メジャーデビューを25日に控える演歌歌手の津吹みゆ(18)が20日、都内で関係者向けのお披露目ライブを行った。

 福島県西白河郡出身の津吹は「どんと響く直球ボイス!」がキャッチフレーズ。作曲家の四方章人氏(よも・あきと=71)の下で2年間の修業を経て、念願のデビューとなる。

 ライブではデビュー曲「会津・山の神」や、カップリング曲「わたしの門前仲町」を熱唱。さらに四方氏の大ヒット曲「浪花節だよ人生は」を歌い上げた。

 高校2年生のころ「NHKのど自慢」に出場したことが、きっかけ。

「学校の休み時間、母から電話があり『のど自慢に出ない?』と。迷った結果、出場することにしたんです」と津吹は振り返る。歌声が関係者の目に留まり、スカウトされた。

 歌のレッスンのために福島から東京へ新幹線で通っていたが「レッスンの時間がちょうどお昼だったので、おなかがすくんです。いつもハンバーガーを買って食べていました」と修業時代を振り返った。

 まっすぐに前を向き「親しみやすく、私の歌が心の糧となるような歌手になります」と決意を語った。