週刊「モーニング」に連載中の弘兼憲史氏の人気マンガ「島耕作」シリーズに登場する悪役キャラの名前のルビを、誌面で25年間間違えて表記していたことを、出版元の講談社が同社サイト上で謝罪した。

 島耕作をねたむ小悪党の部下として「課長」編で初登場する「今野輝常」というキャラの名前に「こんの・てるつね」とルビを振って掲載していたが、本当は「こんの・きつね」だったという。

〈これまでずっと弊誌では今野輝常氏の読み仮名を「こんの・てるつね」と表記してきたのですが、正しい読みは「こんの・きつね」であったことが判明いたしました。作者の弘兼憲史氏ならびに読者の皆様、そして今野輝常氏に、この場を借りて深くお詫び申し上げる次第でございます。〉

 弘兼氏自身が「人間くさく、もっとも好きなキャラクターの一人」と愛着を持っているキャラの名前が25年にもわたって間違えられていたとは…。