樹木希林 主演女優を食う映画撮影現場の“女王エピソード”

2015年02月20日 11時00分

会見を行った(左)から樹木希林、満島ひかり、大泉洋、戸田恵梨香

 戸田恵梨香(26)、満島ひかり(29)、内山理名(33)、樹木希林(72)らが18日、都内で映画「駆込み女と駆出し男」(5月16日公開)の完成報告会見を行った。

 原案は故井上ひさしさんの時代小説「東慶寺花だより」で、昨年、歌舞伎座の新春大歌舞伎でも上演された。現代の2倍あったといわれる江戸時代の離婚をモチーフに、縁切り寺に駆け込む女たちの人生模様を描く。

 会見には3人の美人女優が揃い踏み。時代劇初挑戦の戸田は「出来上がりを見たら、笑いも涙もあってとても見やすい。若い世代の方にも見ていただけると思う」と自信を見せ、内山は「女侍の役で、長刀、弓、殺陣をたくさん稽古して撮影に臨んだ。長く準備してぜいたくにやらせてもらった」と満足げだった。

 満島は樹木とのエピソードを公開した。

「シリアスな場面で希林さんに『あなたは鼻の穴の形がきれいなのね。私も縦形に生まれたかったわ』と言われた。集中を切らさないようにという場面だったが、そんなたわいもない会話をして撮っていたのが私はとても好きでした」

 樹木が「私は会見に出てくるほど映画には出てないが、行きがかり上、来ただけ。いまだに題名が覚えられなくて」と絶妙のあいさつすると、緊張していた戸田が大きな口で大爆笑。樹木は劇中に使われたのれんの文字も手がけ「経費節約で書いてくれと言われて。なんか割に合わないような…」と笑わせた。

 大泉洋(41)は「樹木さんは帰る時間などすべてのスケジュールを自分で決められる。シーンがまだあったのに『もう来ないわよ』と言われてお帰りになる。早く上がれる日もあったのに『今日はもう宿に夕食はいらないって言ってきたから、ここで済ますのよ』と映画の中で食べていく日もある。出なくていいって日も出てくることがあった」と“女王ぶり”を暴露。この日は完全に樹木が主役となった。