“巨乳軍団”イエローキャブ消滅!育ての親・野田氏「ただただ残念」

2015年02月14日 08時10分

2002年の正月にハワイで行われた恒例の水着撮影会での巨乳軍団。左から佐藤江梨子、MEGUMI、川村亜紀、小池栄子、八幡えつこ、五十嵐りさ、小野愛

 一世を風靡した“巨乳軍団”の芸能プロダクションが、ついに消滅する。全盛期には巨乳タレントを多数擁し、グラビアだけではなくバラエティー界も席巻したあの「イエローキャブ」が、今月をもって事業をたたんでしまうことが明らかになった。同事務所の二枚看板だった小池栄子(34)は独立。結婚・妊娠が判明したばかりの佐藤江梨子(33)は移籍先で新たなスタートを切った。

 以前から経営危機がささやかれていたイエローキャブが、ついに芸能界から“退場”する。芸能プロ関係者は「すでに2月上旬に業務活動停止措置を済ませたと聞いている。今月をもって事務所をたたむことになりそうだ」と明かした。

 1980年に映画界の巨匠・黒澤明監督の長男、久雄氏(69)が立ち上げた「黒澤プロモーション」がイエローキャブの前身。巨乳タレントの事務所として一躍有名になったのは88年、野田義治氏(68=現サンズエンタテインメント会長)が社長に就任し、社名を「イエローキャブ」に変更してからだ。

 黒澤プロ時代からのタレント故堀江しのぶさん(享年23)に始まり、かとうれいこ(45)を発掘しスターに育てたのをきっかけに、細川ふみえ(43)や雛形あきこ(37)らが次々とテレビに進出した。

 さらに小池や佐藤、MEGUMI(33)らもその後を追いかけるように人気者となり、イエローキャブに付いたあだ名は“巨乳軍団”。80年代後半から2000年代前半にかけて、お茶の間で所属タレントを見ない日はないという状況だった。
 だが、04年に大きな転機が訪れた。経営トラブルから野田氏が社長を辞任すると、イエローキャブと野田氏率いるサンズに分裂。イエローキャブには小池や佐藤、根本はるみ(34=引退)、サンズには雛形やMEGUMIらと、完全に分かれてしまった。

 12年には経営不振がきっかけで、当時の社長・帯刀孝則氏が事務所内で自殺するというショッキングな“事件”に見舞われた。

「当時、イエローキャブの経営が苦しいことは伝わってきていた。この事件の後に、小池と佐藤は事務所を離れるという話があったが、2人の離脱=倒産必至とあって、事務所は少々強引に引き留めたようだ。それで2年はイエローキャブでやることになった」と前出関係者。

 そのため小池、佐藤ともこの2年間はイエローキャブで頑張ってきたが「結局、事務所はほとんど何もしない状況が続き、2人との溝は広がる一方。そのため昨年4月、京都のIT企業が立ち上げた事務所、ドリームキャブに業務委託することになったが、約束の2年が過ぎ、2人は新たな道を歩むことになった」とテレビ局関係者。

 すでに2人の新たな行き先も決まっている。小池は独立し、夫で格闘家の坂田亘(41)とともに新事務所を設立するという。一方、佐藤は今月から芸能プロダクション「ノックアウト」の所属タレントとなった。

「小池はとても礼儀正しく腰が低いため業界の評判はすこぶる良い。ずっとゴタゴタしていたイエローキャブという“足かせ”がなくなったので、独立してオファーは増えるのではないか。また佐藤が移籍したノックアウトには柄本明や松金よね子ら実力派が所属しており、佐藤も新たな一面を見せてくれそうだ」と芸能プロマネジャー。

 イエローキャブの“象徴”であった野田氏は本紙の取材に「つい最近、関係者を通じて会社をたたむことを聞いた。ただただ残念。寂しいね。もう少し頑張っても…という気持ちはあるけど、いまは残念という言葉に尽きますね」とコメント。

 野田氏が一大旋風を起こした“巨乳軍団”も「もう十数年も前のことだよ、ハハハ。過去を振り返るより、いまは自分の会社を切り盛りすることで精一杯。イエローキャブがなくなるのは残念だけど、それを糧に今後もっと頑張って、精進していきますよ」と述べるにとどめた。

 巨乳軍団がついに消滅し、寂しい思いをするファンもさぞ多いだろう。