領有権問題憂う今井雅之が特攻宣言

2012年09月08日 12時00分

 元自衛官で俳優の今井雅之(51)が韓国、中国との領有権問題をブッた斬った。韓国が竹島周辺の軍事演習を中止し、中国も丹羽宇一郎大使(73)の公用車襲撃犯を行政拘留にするなど、一見終息する気配を見せている。だが、依然火種はくすぶったままで、いつ再燃してもおかしくない。

 そんな状況を憂慮するのは今井も同じ。カミカゼ特攻隊を描いた舞台「THE WINDS OF GOD」(10月7日初日)を25年上演してきた今井にとって、今回の事態は歯がゆいばかり。ではいったいどうすればいいのか。今井は「鍵になるのはアメリカ」と断言する。
「そもそも原爆を2発も落とされた敗戦国日本の領土を決めたのはアメリカはじめ連合国なんですよ。だとしたら、中国も韓国も文句があるならアメリカに言うべきでしょう。いくら日本が独立国といっても、領土を決めたのは実質アメリカなんだから」

 また「明らかな侵犯行為に日米安全保障条約が発動されなければおかしい」とも強調する。
「日本政府はアメリカにも働きかけるべきなんです。領土を侵されて何もしないなら日米安保条約なんていらないじゃん。駐留米軍のために毎年いくら払っているの? 守ってもらわなきゃ」
 たしかに、このまま日本と中韓だけでやりあってもらちがあかない。米国を巻き込むことは有効な外交戦略と言える。
 それだけではない。カミカゼ特攻隊を描いた舞台「THE――」を両島で上演してもいいとさえ言う。中韓を刺激しかねないが「これはカミカゼ特攻隊を通して世界平和を訴えるもの。戦争賛美じゃない。堂々とやりたいし、絶対大丈夫。ぜひやりたいね」と今井は自信満々だ。

☆いまい・まさゆき=1961年4月21日生まれ。兵庫県出身。高校を卒業後、80年に陸上自衛隊一般曹候補学生として入隊。81年陸士長として依願除隊。幼いころから夢見ていた俳優を志し、86年舞台「MONKEY」でデビュー。96年伊丹十三監督「静かな生活」で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞する。自身が脚本・演出・主演する代表作「THE WINDS OF GOD」はライフワークとなっている。