覚醒剤取締法違反での有罪判決から芸能界復帰を果たした酒井法子(43)が最近、元夫である高相祐一氏(46)のメディア露出が増えていることに困惑しているという。


 昨年からようやくテレビにも復帰し、徐々に仕事を増やしている酒井。とはいうものの、まだドラマ出演、レギュラー番組を持つなどにはいたっていない。


「『チャンスがあれば使ってみたい』と思っているテレビマンは結構多い。とはいえ、いざ使うとなると、昨今はコンプライアンスにうるさいだけに非常に難しい。気軽にオファーしづらいのが実情」(テレビ関係者)


 酒井を起用しづらくしている要因の一つが、高相氏の存在だ。高相氏は先日、週刊誌やトークショーなどで、夫婦そろって逮捕された直後のことや、酒井との現在の関係などについて赤裸々に語っていた。


 芸能プロ関係者は「今回、小向美奈子が逮捕されたけど、芸能人の覚醒剤で逮捕という話が出てくるたびに酒井の名前が出てくる。ただでさえ薬物のイメージをなかなか払拭できずに苦しんでいるのに、それに加えて高相さんがあちらこちらに出始めている。酒井の周辺は『いったい何がしたいのか』と困惑している」と明かす。


 さらに恐れているのは暴露本だ。ここまで赤裸々に話している高相氏だけに、暴露本出版に向けて動きだす出版社があっても不思議ではない。


「元夫がたびたびこういう形で出てくるようなら、酒井が表に出てくるのは今以上に難しくなる。過去から逃れられないのは本人も覚悟しているでしょうが、まさか足を引っ張られるとは思ってなかったようだ」(同)


 逮捕されてからすでに5年以上たっているが、イメージの払拭は困難。まだまだ厳しい道が待っているようだ。