松ちゃん、浜ちゃんも被害者!TBSダウンタウン番組でも悪質編集

2015年02月07日 08時15分

司会を務める冠番組で捏造や悪質編集が発覚したダウンタウン

 お笑いコンビ「ダウンタウン」が司会を務めるTBS系バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」(水曜午後9時56分)が虚偽内容を放送していた問題で、謝罪した内容以外にも悪質な表現があったことが5日、本紙の取材で判明した。これが事実なら、ダウンタウンには気の毒ながら、番組打ち切りに発展しかねない状況だ。タレント・ダレノガレ明美(24)も同番組で恣意的な編集が行われたと暴露している。

 俗説を独自の視点で検証する「ダウンタウン」松本人志(51)、浜田雅功(51)の冠番組における悪質すぎる編集が、本紙の取材で新たに明らかになった。

 問題が起きたのは1月28日放送分。ユニークな正月の福袋を特集するコーナーで「福袋が1つも売れなかった店」として100円ショップ「得得屋」三鷹店(東京)の福袋(324円)を紹介した。ところが、これは真っ赤なウソだった。

 同番組は今月4日放送分で「福袋10袋は完売しており、放送内容は事実に反するものでした」と謝罪した。しかも直接の取材は全くしていない上、店名を「得々屋」と誤って表記して放送したというから、もはや開いた口がふさがらない。

 だが問題はこれだけにとどまらなかった。

 TBSの関係者が「いや、まだあるから」と怒りの告発だ。この証言をもとに取材を進めたところ、悪質な編集が判明したのは埼玉県の特殊部隊向け装備品取扱業「田村装備開発」という店について。スコープ(40万円)、ナイフ(8万円)などを取り揃えた同店の福袋(50万円)を番組では「1つも売れなかった」とテロップで伝えた。

 だが、同店関係者は5日、本紙に「これは『公務員限定福袋』と題したもの。この福袋を1袋だけ用意して売れなかったのは事実ですが、他に売れた福袋の情報が抜け落ちています」と明かした。ちなみに「公務員限定福袋」は、警察官や自衛官がターゲットのためこのネーミングになったという。

 同店では他に、射撃や格闘のトレーニングができる回数券が入った「訓練福袋」(5万円)25袋、「ナイフ福袋」(10万円)2袋をはじめとした合計11種類67個の福袋を販売した。

「『公務員限定福袋』以外はすべて完売した、と番組スタッフに伝えました」という。67個中売れ残ったのは1つだけにもかかわらず「福袋が1つも売れなかった店」と放送したことになる。なんともヒドい話だ。

 店には「売れなかったの?」と心配する声が数件寄せられたとも。同店関係者は「来年の(福袋の)売り上げに響かなければいいけど…。視聴者に誤解を招く内容。もう少しちゃんと放送してほしいです」と困惑気味だ。

「得得屋」と違い、こちらの店には番組スタッフが直接取材をしたそうだが、それなのに事実と異なる内容を放送するとはあきれるばかりだ。店側は特に問題にするつもりはないと言うが、どう見ても悪質な表現だ。

 前出のTBS関係者は「福袋の“完売”と“売れ残り”を対比させたかったんだろうけど、“売れ残り”の福袋が見つからず、2件とも捏造したのでは?」と推測した。

 また4日放送分では、タメ口に関する特集に出演したダレノガレが自身のツイッターで「いろいろカットされて変なとこを使われていてびっくりしました」「昨日の放送何回みてもひどい」などと猛反論。恣意的な編集が行われたことを暴露した。

「水曜日のダウンタウン」は昨年4月にスタート。「最近は視聴率10%前後をキープして波に乗り始めていた。でも『検証』をコンセプトにした番組で捏造したら、視聴者から信用を得られない。集中砲火のごとく批判を浴びそうだから、打ち切りもあり得るのでは…」(他局の民放関係者)

 事実確認のため本紙は5日夜、TBS広報部に連絡したが不在。留守番電話に用件を伝えたが、その後回答はなかった。

 番組スタッフの捏造などが原因で打ち切りとなれば、ダウンタウンは間違いなく“被害者”だ。