「ウソでしょ…」月9ドラマの同人誌ネタに漫画好き女子が驚がく

2015年02月06日 11時53分

ドラマ好きの間では評価が高い杏主演の月9ドラマ

 女優の杏(28)が主演する今季の月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」が好評だ。これまで3話の平均視聴率は13・3%。視聴率的にはけして高いわけではないが、ドラマ好きの間では「今季一番」「面白い」と評価がうなぎ上りだ。

 

 ドラマは杏演じる堅物リケジョ藪下依子、長谷川博己(37)演じる自称「高等遊民」と証するアラフォーニート谷口巧という恋愛能力ゼロの男女が「結婚に恋愛はいらない」との考えの中で結婚を模索するラブコメディーだ。

 

 主演2人の好演もさることながら、本作の魅力はこれが恋愛ドラマ初挑戦となる古沢良太氏の魅力的な脚本だ。登場人物たちのコミカルなやりとりに加え、代表作「リーガル・ハイ」でも発揮されたサブカル要素など小ネタも随所に発揮されている。

 

 第3話では2人はそれぞれお見合いパーティーに参加。杏演じる藪下は眼帯姿で登場し、父である渡辺謙が演じた「独眼竜政宗」を思わせるなど視聴者を楽しませる小ネタが満載だった。

 

 中でも目立ったのが「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」で知られる漫画家・羽海野チカ氏にちなんだネタだ。 お見合いパーティーで谷口のもとには漫画家志望の女性が現れ、羽海野氏のファンであることで意気投合。その後もドラマでは羽海野氏に関するネタが登場し、羽海野氏本人もツイッターで「わわわ、杏ちゃんのドラマだ!そして、調べたら脚本は私の大好きな『リーガル・ハイ』の古沢良太さんだ!!あわわうれしい。原稿を描いていてみそびれてしまった!」と驚きをあらわにした。

 

 この第3話では羽海野ファンをドキリとさせる場面もあった。それが次の会話だ。

 

 谷口「彼女(羽海野氏)の同人誌時代の作品で『海の近くの遊園地』って読んだことある?」

 漫画家志望の女性「花形と藤真のラブストーリーですよね」

 

 会話にあるように「海の近くの遊園地」は羽海野氏のプロになる前の同人作品で、現在のペンネームの由来にもなっている。内容は漫画「スラムダンク」に登場する2人の男性キャラの恋愛を描いた、いわゆるBLものだ。月9ドラマというメジャー作品では出るとは思わない同人誌、しかもBLの話題が飛び出たことにSNS上では漫画好き女性の間から「ウソでしょ…」「凄い時代だ」と驚きの声が上がった。

 

 古沢氏が実際にこの同人誌を読んでいたかは定かではないが、普通のドラマならばなかなか話題にしないネタであることは確か。月9ドラマでも変わらぬ大胆さ、マニアックさはさすがというしかない。