後藤健二さんの母「悲しみが『憎悪の連鎖』となってはならない」

2015年02月01日 13時09分

 イスラム過激派「イスラム国」を名乗る組織に拘束され、女死刑囚との人質交換要員になっていたフリージャーナリスト・後藤健二さん(47)を殺害したとする動画が1日朝、インターネット上に公開された。

 これを受けて、後藤さんの母・石堂順子さん(78)が午前10時から都内の自宅で会見を行い、紙にプリントしたコメントを悲痛な声で読み上げた。コメントは以下のとおり。

 健二は旅立ってしまいました。あまりにも無念な死を前に、言葉が見つかりません。
 今はただ、悲しみ悲しみで涙するのみです。
 しかし、その悲しみが「憎悪の連鎖」となってはならないと信じています。
「戦争のない社会をつくりたい」「戦争と貧困から子どもたちのいのちを救いたい」との健二の遺志を私たちが引き継いでいくことを切に願っています。

2015年2月1日 石堂順子

 順子さんの夫・行夫さん(78)によれば、順子さんは「イスラム国」が健二さんを殺害したとする動画がインターネット上に流れたことを、この日早朝にテレビで知ったという。