ローラ“詐欺父”に2年6月求刑「子供に恥ずかしい」

2015年01月30日 19時58分

詐欺罪に問われていたタレント・ローラの父ジュリップ・エイエスエイ・アル被告

 タレントのローラ(24)の父で、海外療養費約98万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われたバングラデシュ国籍ジュリップ・エイエスエイ・アル被告(55)の第2回公判が30日、東京地裁(横山浩典裁判官)で開かれ、検察側は2年6月を求刑した。
 
 ジュリップ被告は黒のスーツに白のワイシャツ、ノーネクタイで、白の大きなマスクをして入廷。追起訴された2007年と12年の2件の保険金詐欺について、通訳を介して容疑を認めた。
 
 ポイントは2点。1つ目は、詐欺の計3件200万円以上の賠償金、26日に保釈された際の保釈金300万の計500万円以上は「子供たちが用意してくれた」とローラを含めた子供たちが負担したことを示唆した。
 
 ローラは昨年10月に「私が責任を持って弁償させて頂きたい」とコメントを発表していた。
 
 今後は「バングラデシュに帰国して車の会社で働く。一生懸命に働いて子供たちに返す」と誓った。
 
 2つ目は、身元引受人が、ローラではなく息子だという点。
 
 当初、犯行を否認しており、弁護人からその理由を聞かれ「子供たちのことを考えて、恥ずかしくて…」と号泣。「心からおわび申し上げます」と謝罪した。
 
 検察官から「活躍していた子供(ローラ)の邪魔になると考えなかったか」と追及されると「思い出せない」と言葉を濁した。
 
 弁護側は「(ローラたちは)心から反省しているのを信じてあげたい心境。以前のように尊敬できる父になることを切望している」とした。
 
 求刑が言い渡され、淡々とした表情で聞く。結審が告げられ、横山裁判官から何か言いたいことはと尋ねられ、ジュリップ被告は「どんな判決が下されても真摯に受け止めて、名誉挽回したい」と語った。最後に「大変申し訳ありませんでした!」と日本語で謝罪し、裁判官、傍聴席に向かって頭を下げた。
 
 判決は3月5日午前10時に言い渡される。