ASKA 芸能界に直結する激ヤバ「薬物ルート」も

2015年01月28日 07時30分

10か所以上の薬物入手ルートを持っていたとされるASKA

 事件はまだ終わらない! 警視庁組織犯罪対策5課は26日までに、歌手のASKA(56=飛鳥涼、本名・宮崎重明)に覚醒剤を譲り渡したとして、麻薬特例法違反の疑いで、元指定暴力団山口組弘道会系組幹部・吉田耕也容疑者(58)を逮捕した。同容疑者は一連の事件のキーマンで、当局は水面下で内偵を続けていた。昨年8月にも同様の罪で住吉会系暴力団幹部が逮捕されている。ASKAはアシがつかないよう複数の薬物ルートを駆使。芸能界に直結する激ヤバルートも含まれており、さらなる逮捕者が出る可能性もあるという――。

 真っ黒どころか、ドス黒い――。

 ASKAの底知れぬ“闇”がさらに浮き彫りとなった。

 新たに逮捕された吉田容疑者は2012年12月から13年1月にかけて、ASKAに覚醒剤とみられる結晶約3グラムを30万円で売却した疑いが持たれている。

 ASKAは「吉田容疑者から10回くらい覚醒剤を買った」と話している。吉田容疑者は取り調べに「面識はあるが、薬物を渡したことはない」と否認している。

 実は同容疑者は13年7月に本紙がASKAの薬物依存を匿名スクープした段階から、名前が挙がっていたキーマンだった。事情を知る関係者の証言。

「2人は古くからの付き合いだったが、薬物の購入をめぐりトラブルとなり、吉田容疑者がASKAを脅すようになった。週刊誌で薬物疑惑が報じられた時も、同容疑者が暗躍していた。当局は早々とその存在をキャッチしていたが、泳がして行動確認していた。このタイミングでパクったのは、もう吉田容疑者からは情報を“取り切った”ということだろう」

 吉田容疑者と同じアパートに住む女性は「ひと月ほど前にバタバタと引っ越してきた。その時にあいさつした程度で、近所付き合いはほとんどなかった。逮捕されてビックリ。怖い感じの人ではなかった」と話す。

 さらにこの日は昨年3月にASKAに覚醒剤や合成麻薬を売却したとして、麻薬取締法違反などの罪に問われた無職柳生雅由被告(65)の判決公判があり、東京地裁は懲役3年(求刑懲役4年)と罰金30万円、追徴金約152万円(求刑同じ)を言い渡した。地裁は「3年以上、毎月1回以上の頻度で密売していた」と認定。この事件では同被告とともに、所属する組事務所が「新宿薬局」と呼ばれる住吉会系暴力団幹部・安成貴彦被告も起訴され、現在公判中だ。

 ここから分かるのは、スマートなイメージのASKAが裏で複数の暴力団と交流を持ち、薬物を入手していたことだ。

「ASKAはドス黒。これまで出てきた住吉会や山口組だけでなく、別の広域暴力団からも買っている。一説には入手ルートは10か所以上はあったそうだ。アシがつかないよう、複数の入手先を使い分けていたのだろう。外国人ではなく、暴力団を仕入れ先にしていたのも、口が堅いから。暴力団としても、市場価格の倍以上の金額で買ってくれるASKAは上客だった」と捜査関係者。

 複数の広域暴力団のパイプを駆使していたASKAだが、そのうちの一つは芸能界に直結するルートと言われている。

「そこを経由して、音楽業界を中心に違法薬物が流れていると噂されている。そこに捜査のメスが入れば大変なことになる。ASKAが当局の取り調べにどこまでしゃべっているか…。今後、逮捕者が続出する可能性もあるし、ASKAには“闇勢力”からの報復も懸念される」(同)

 現在、ASKAは保釈後に入った病院を退院し、更生施設「ダルク」で薬物依存からの脱却を目指しているが…。

 警察関係者は「あれほどのジャンキーだし、そう簡単にはいかないだろう。いまもフラッシュバックはあるようだし、気分の浮き沈みも激しいと聞いている」と語る。

 歌手復帰を目指すASKAだが、歩むのはイバラの道のようだ。