看板番組「スマスマ」にも異変…まさかの制作費削減

2015年01月27日 07時15分

メリー氏発言ショックに見舞われた?フジテレビ

 こうやって徐々に追い詰められていくのだろうか。「ジャニーズ女帝爆弾宣言」はいよいよ現実に影響を及ぼしてきた。衝撃波が広がる「週刊文春」のインタビュー記事で、ジャニーズ事務所・メリー喜多川副社長から叱責を食らったのが、SMAPを育てた敏腕マネジャーのI女史。I女史も関わる看板番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)に異変が起きたというのだ。

“ジャニーズ帝国”におけるジャニー喜多川社長の後継者争いは、フジテレビと“蜜月関係”だったI女史から、藤島ジュリー景子副社長へ流れが徐々に変わっていったことは本紙既報通りだ。このパワーバランスの変化と、文春誌上でのメリー氏による娘・ジュリー氏への「後継者指名」により、いよいよ現場でも変化が見え始めてきた。

「この前、『SMAP×SMAP』の収録が行われたんですが、どうもいままでとは違ったそうです。スマスマはメンバーがコントをするので、そのセットを新たに作ったりするんですが、『あのコントはセットが作れなかったので、収録ができません』といったことが多々あったとか」とはある制作会社関係者。

 もともと、「SMAP×SMAP」は超多忙のSMAPのメンバーがスケジュールをやりくりしてようやく集まるという番組だ。収録日も限られている。当然、これまでなら、局側が「できません」などとは口にすらできなかったはず。にもかかわらず、そんなことが起きたというのだ。
「これを聞いたとき、何でかと思いましたが、どうも制作費の予算削減が決定されたっていうんです。だからセットが作れなかった、と。視聴率は悪くないのに削減は異例ですが、ちょうど、『文春』が発売されたタイミングでしたからね。発言の影響は間違いなくありましたよ」(同関係者)

 フジテレビ内でI女史の影響力をそいでいこうというのは、いまに始まった動きではないが、いよいよ本格化するといったところなのか。

 こうなってはI女史の立場はジャニーズ内のみならず、テレビ局内でもますます悪くなる。一方で、ある芸能プロ関係者は「仲の良い事務所関係の人やテレビ局の人も、あの記事以降、I女史とは連絡が付かないと言っている人がほとんど。メリーさんにああ言われちゃったら、出て行くしかないんじゃないの。このタイミングでジャニーズと離れたらI女史と手を組みたいと狙っている人も、この業界には多いみたい」と指摘する。

 仮にSMAPを引き連れて出ていけなくとも、I女史は「ジェイ・ドリーム」という映画製作会社の取締役。主にSMAPなどの出演映画の管理をしているところだが、「権利だけでも莫大な財産」(同)。I女史が引く手あまたなのは、それだけが理由ではない。

「タレントのプロデュース能力は超一流ですよ。本当に、髪の毛の色ひとつとっても『あの子は黒にしなさい』『茶色に染めて』などと、一人ひとりの個性をプロデュースできるのはI女史くらいなものです。そういう言葉が若い子にはきつく聞こえるときもありますが、後で振り返ったときに『I女史の言っていることは正しかった』と思うタレントは多い。だから、ああ見えてタレントの信頼も厚いんです。ジャニーさんはそういうI女史を買っているからこそ、タレントを預けるんですが、そういう能力を欲しいと思う事務所は少なくないですよ」と同関係者。

 ジャニー氏がI女史を“寵愛”するからこそ、ジュリー氏にとってはそれが面白くない。だから「ジュリーVSI女史」という構造ができ上がるのだが、「出て行くようなことがあれば、分裂なんてことが起きるかもしれませんよ」(同)。

 後継者問題は落ち着いても予断を許さない状況であることには変わりはない――。