浅野忠信&加瀬亮が日本映画を“破壊”する

2015年01月28日 11時00分

浅野忠信

 2014年度のブルーリボン賞主演男優賞に輝いた俳優・浅野忠信(41)と07年度の同賞を獲得した加瀬亮(40)の“師弟バトル”に注目が集まっている。

 浅野は同賞インタビューで日本映画界の問題点を指摘したことが波紋を呼んだ。「ちゃんと役者に向き合ってくれる、自分より大きいエネルギーを持った監督にはすべてを預けて学びたい。そうでないなら、わがままに自分を主張したい」と熱弁。改めてこれからの映画界で注目すべき役者となっている。

 その浅野にとって加瀬は、実はかつての“付き人”だった。

「映画界で付き人は珍しいことではありません。現場について、身の回りを世話をするのが主な仕事。そこで仕事の仕方を学ぶ。基本的には付き人なので給料はないですが、いい勉強にはなりますね」(ある映画関係者)

 浅野は1年間の修業を終えた加瀬に「これからは友人関係だ」と言ったが、先にブレークしたのは加瀬だった。そのことに浅野は「アイツは生意気なやつですよ(笑い)。僕はアイツが頑張ってるから救われた部分もある。でも、あんまりにも売れるから腹立っちゃって。最近はまた『お前は付き人だ!』と言ってます」とシニカルに笑っていた。

 前出関係者は「賞がすべてではないが、浅野にとって、かつての付き人が取った主演男優賞を受賞したのは大きいですよ。本人も40代になって、芝居によりいっそう熱が入っているので、世間をざわざわさせる役者になりそう。加瀬にも相乗効果があるでしょう」と指摘する。硬直化が進む日本映画界をこの2人が“破壊”するかもしれない。