女優・大島優子(26)が22日、東京ドームシティホールで開催中の「AKB48リクエストアワー セットリストベスト1035 2015」(21~25日)の2日目公演にサプライズ出演した。

 ステージでは4人組派生ユニット「Not yet」のデビュー曲「週末Not yet」を熱唱。キレキレパフォーマンスで、2000人の観客から「ゆうこ~!」という大歓声を浴びた。

 大島がAKBグループのライブに参加するのは、昨年8月以来約5か月ぶり。最初のMCにも“乱入”した大島は「Not yet代表は私ですよ。まだ解散してないですから」と胸を張った。声援に対しては「昨年6月に卒業しました大島優子でございます」と頭を下げた。

 客席に大島優子のタオルを持参するファンを見つけた大島は「タオル持ってきてくれたの!? 偶然? いやいや、愛だよ!」と大喜び。メンバーやファンに囲まれた大島は「いつも楽屋で1人だから、しゃべり足りないみたいでMCまで出てきちゃいました~」と満足げに去っていった。

 AKB関係者は「昨年公開された映画『紙の月』で、数々の映画賞を受賞するなど大活躍。アイドルから女優として脱皮を遂げた。再び“アイドル”としてステージに立つのを嫌がるかとも思ったが、快諾してくれた」と話す。

 当初はMCに大島が参加する予定はなかったというが、「感謝を伝えたい」という思いで飛び入りしたという。大島を駆り立てたのは“AKB愛”だ。

「AKB48があったからこそ、女優の夢に歩き出せたという思いが強い。卒業したから、AKB愛を忘れることはないでしょう。これからもグループとそれほど距離を置かずに活動していくと思います」(同)

 大島は「第24回東京スポーツ映画大賞」(ビートたけし審査委員長)でも助演女優賞を受賞した。AKB愛を忍ばせながら、今後も女優として活躍してくれそうだ。