復帰の元極楽・山本にテレビ、芸能界から“拒否反応”

2015年01月21日 08時10分

ライブを終えて報道陣の前に現れた山本圭壱(左)

 元お笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭壱(46)が19日、東京・下北沢の駅前劇場で約8年半ぶりとなる復活ライブ「山本圭壱お笑いLIVE」を行った。終演後、下北沢駅前は大混乱となったが、山本はほとんど何も語らなかった。実はこの日だけなく、“過去”については絶対に話さないという姿勢を貫いてきた山本。このまま芸能活動を再開するとしても、現状ではお先真っ暗だ――。

 2006年7月、当時所属していた野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」の遠征中に未成年淫行騒動を起こし、吉本興業をクビになった山本が久々に表舞台に姿を見せるとあって、劇場前には開演前から100人以上の報道陣が集結した。

 観覧した男性(37)によると、山本は100人の観客の前で、浅田真央や羽生結弦などをモチーフにしたキャラを出すなど、計6本のネタを披露。「言っちゃっていいのかな。欽ちゃんが花を持って来てくれた。僕は見てないんですけどね」と本当なのかネタなのか、判別がつきにくい話も。今後は「いつかピンでやるのか、2人でやるのか、みんなでやるのか、2人でやるのか分からないけど、2回目をやるかは明日考えます」と話していたという。

 観客が全員出た後、待ち構える報道陣の前に出てきた山本は、矢継ぎ早に飛び出した質問に答えず、「ちょっと、あの…周りの方に、あの…劇場の方からですね、あの…早めにというふうに言われていますので、ちょっとだけ前、開けてください。申し訳ないです」とだけ話して、目の前の下北沢駅に入っていった。

 自身のスタッフ、報道陣を引き連れながら、京王井の頭線で2駅先の駒場東大前駅で下車。そこに止めてあったバイクで、走り去った。駅や電車内で質問されても、笑顔を見せたりすることはあっても口はまったく開かず。手応えについて聞かれた時だけ「とにかくもう、手応えです」とよく分からない返答をした。

 この日の山本は報道陣の前ではもちろん、ライブ中にも淫行事件を謝罪するような場面は一切なかったという。ある芸能プロ関係者は「淫行騒動に触れられることが、かなり嫌みたい。実はこれまで山本のもとには何度も告白本やざんげ本のオファーが届いているが、すべて本人の意思で断っている。そこに関しては徹底しているため、当分マスコミの前に出てくることはないだろう」。

 だが少なくとも「あの時は申し訳ございませんでした」などひと言でも謝罪をしなければ、「みそぎは済んでいない、ととらえられる。元相方の加藤浩次や仲間のロンブー淳らがどれだけ復帰を訴えても、それは無理だろう」と前出関係者。

 それでなくても、今でも業界から山本に対する風当たりは厳しい。元所属事務所の吉本は、山本復帰にまったく乗り気ではない。テレビ局も「番組スポンサーが嫌がるから、どこも手を出しづらい」(テレビ局関係者)とのことだ。

 年明け早々、加藤が司会を務める日本テレビ系の情報番組「スッキリ!!」内で山本の復活ライブについて触れた時も、同局内でちょっとした騒動に発展したという。「この件で、局幹部たちの間で話し合いが行われたそうです。他局でも報道していたため『別にニュースで取り上げる分にはいいんじゃないか?』という人がいる一方、『山本を取り上げる必要はない!』とかたくなな態度だった人もいたそうです。いまだに山本アレルギーは根強く残っている」と日テレ関係者。

 とりあえず復帰の第一歩を踏み出した山本だが、そこにはいばらの道が待っている。