読売テレビ社長「たかじん」の冠は外さない

2015年01月16日 17時32分

会見する読売テレビの望月社長

 読売テレビの新春社長会見が16日、大阪市内で行われ、昨年1月に亡くなったやしきたかじんさん(享年64)の冠番組「たかじんのそこまで言って委員会」について言及した。

 

 昨年末に、たかじんの「冠」を外すプランが浮上していることを本紙は報じた。これについて望月規夫社長は「たかじんのそこまで言って委員会は非常に視聴率がよくて、うちの看板番組になっている。現在は何の検討もしていない」と、冠を外すことのない意向を示した。

 

 さらに、冠を外す時期などについては「ノーアイデア」とした。

 

 しかし、「冠」について社長として公にできない“裏”がありそうだ。

 

「現在は18日に一周忌の特番を計画していて『たかじんさんが今生きていたら、こんなことを考えたかもしれない』をテーマに、パネラーの人たちがロケをしました。現在、その番組を作ることに集中をしている」と、現場は番組づくりに精を出しているという。

 

 また、たかじんさん妻・さくらさんの話を中心に構成したノンフィクション「殉愛」(百田尚樹氏著)についても質問が飛び出した。

 

 内容をめぐって、たかじんさんの長女が発行元の「幻冬舎」を相手取り、出版差し止めと損害賠償1100万円の支払いを求めて東京地裁に提訴するなど、ドロ沼化している。

 

 困惑気味の望月社長は「(殉愛は)読みました。一読者としての感想は百田さんの筆力はすごいなと思いました」と語ったが「中身の事実関係については私自身も把握していない。私もジャーナリストですから、自分が把握していないことについてのコメントはしたくない」と対応した。

 

 まだまだ騒動は収まりそうにない。