事務所移籍で大丈夫か?安室奈美恵と浜崎あゆみのビミョーな関係

2015年01月19日 08時30分

不安がささやかれる安室と、売り上げが低迷している浜崎(顔写真)

“育ての親”に背を向けライジングプロを辞めた安室奈美恵(37)の新たな所属事務所は大手レコード会社、エイベックス内のレーベル「ディメンション・ポイント」となった。音楽業界では「独立騒動も一番無難な形に収まった」との声が圧倒的だが、同業界が今、最も心配しているのが「歌姫2人が一緒になって大丈夫なのか?」ということ。一方の雄、浜崎あゆみ(36)とのビミョーな関係を追った――。

 ディメンション・ポイントにマネジメントを委ね、音楽制作・宣伝やライブも含めたすべての活動を一元化した安室。昨年から音楽業界が固唾をのんで見守っていた独立騒動が、ようやく収まった。

 ある業界関係者は「このままでは今年の安室の仕事はなかったですからね。所属レコード会社のエイベックスとしても、活動がなければ収入にならない。頭を抱えていたはず。安室としても、先の見えない騒動が続くより、先が見える分、良かったはず。『すべてが丸く収まりうまくいった』とまでは言わないけれど、騒動は収まったわけだし無難な選択だったんじゃないか」と解説する。

 安室はエイベックス系列のマネジメントで活動していくわけだが、「ほんの数年前ならこの移籍はありえなかった」と話すのは、あるレコード会社関係者だ。なぜならば「あのあゆが、OKを出すとは思えないですからね」。

 一昔前のエイベックスの大看板は、まぎれもなく「あゆ」こと浜崎だった。

「同じレコード会社というだけで、安室とあゆの2大歌姫を上手に調整していくのは、本当に大変だった。特にエイベックスの一大イベント『a―nation』では2人が絶対に顔を合わせないようにリハーサルの時間をずらしたり、出入りの動線まで考慮していたくらい気を使った」(イベント会社関係者)

 それほど強い“ライバル”関係だったのだ。それが、同じグループ会社がマネジメントすることになったのだから、関係者の不安が膨らむのも無理はない。

「こうなると、誰がエイベックスの中心アーティストなのか、はっきりできなくなる」(前出のレコード会社関係者)

 ただ、エイベックスにとっては複雑な思いだろうが、今の浜崎に全盛期の勢いがないことが救いかもしれない。昨年、出場し続けていたNHK紅白歌合戦を“卒業”したように、現在の浜崎にかつての威光はない。

「現状では安室の移籍に“NO!”なんて言える立場ではなくなってしまった。それだけ売り上げが伸びていないということです」(同)

 だからといって、安室が中心というほど単純でもない。昨年末に、浜崎が歌う宇多田ヒカルのカバー曲「Movin’ on without you」が「意外にいいね」と話題になった。

 これは同時期に発売されたアルバム「宇多田ヒカルのうた ―13組の音楽家による13の解釈について」の中で浜崎が歌っている曲だが、動画投稿サイトのユーチューブでの再生回数が、なんと14万回を超えたのだ。

「要するに根強いファンがいるということ。浜崎は決して声が出なくなったり、歌が下手になっているわけではない。聴いてみればいい歌を歌っていますしね。かつての威光はないかもしれないけど、素直に耳を傾けるファンは増えるはず。ヒットを出せる状況には変わりないんですよ」(同)

 人気歌手がスランプに陥りながら、たった1曲で再びブレークした例は過去にもある。もしも浜崎が復活したら「両雄並び立たず」の状況が訪れるかもしれない。

「2人の歌姫に事務所が振り回されたり、どちらかが独立、なんてことにならないとは限らない。とはいえ2人とももう大人ですから、いい意味で互いに刺激し合ってさらなる高みに、なんてことになるかも…」(音楽関係者)

 それはそれで、エイベックスグループにとっては、願ったりかなったりだが、そんな日は来るのか?