先日、一部スポーツ紙で俳優・松坂桃李(26)との熱愛が報じられた女優・綾瀬はるか(29)が15日、都内でスキンケアブランド・SK―IIの「誕生35周年キックオフセレモニー」に出席し、交際を否定した。

 2人は昨年公開の映画「万能鑑定士Q―モナ・リザの瞳―」の共演を機に意気投合。交際に至ったと報じられたが、双方の所属事務所は否定している。

 綾瀬はイベント終了後、取材陣から「松坂さんとの交際は事実ですか?」と聞かれ「友達です」とコメント。一緒に出席した桃井かおり(63)も「お友達で~す!」と合いの手を入れた。

 本来なら質問をスルーしてもおかしくないが、わざわざ立ち止まって否定した綾瀬。それには2つの理由があるという。

 1つは言うまでもなく“火消し”だ。芸能関係者は「彼女はホリプロの看板女優で稼ぎ頭。否定するなら堂々と、しかも早い方がいい。この対応は理解できる」と話す。

 実際にこの日の会場では、ホリプロの社員がマスコミに積極的に話し掛け「あの報道は勇み足。静かにしていれば、本当に付き合ったかもしれないのに、もったいない」とアピールしていた。

 もう1つの理由は、交際を報じたスポーツ紙に対する“遺恨”があるという。舞台裏を知る人物が明かす。

「某ワイドショー番組に定期的に出演しているスポーツ紙の男性社員が、熱愛報道が真実であることをアピールするために『ホリプロはウチを取材拒否にしていない』『新年のあいさつにも来た。誤報だったら来ないでしょ』などとテレビで挑発しまくった。これを見た一部のホリプロ社員が不快に思ったそうです」

 報道後初の公の場となったこの日、わざわざ立ち止まって否定したウラには、看板女優の綾瀬を守るのと報じた媒体への怒りがあった、というわけだ。