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【国生さゆり連載6】今でも忘れられない「8番」


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【国生さゆりのニャンたま事件簿(6)】昭和60(1985)年3月、私は翌4月から放送開始の新番組「夕やけニャンニャン」(フジテレビ系、85〜87年)にレギュラー出演するために広島・呉市の実家から上京。東京で初めての一人暮らしを始めました。一人暮らしの拠点は東京・大田区の蒲田です。えっ!? オシャレな港区・青山や渋谷区・代官山じゃなくて、なぜ蒲田なのかって? 蒲田での一人暮らしには深〜い理由がありました。当時の状況を詳しく説明すると…。

 昭和59年の「第3回ミス・セブンティーンコンテスト」に出場したことがきっかけで、私は協賛のレコード会社CBSソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)から声をかけていただき、芸能人運動会に2回出場します。その後、CBSソニーの担当者の方とフジテレビの「夕やけ——」担当者の方が親しかったことから、レギュラー出演の話をいただいたいきさつがありました。

 ただ、このころのCBSソニーには歌手やタレントのマネジメントを行う部門がなく(他のレコード会社も同じでした)私は系列の事務所「エイプリル・ミュージック」所属という形を取ることになります。その事務所が借り上げている社員寮が大田区の蒲田にあったんです。高校を卒業したばかりの私にとって東京自体がまるで外国。なので、蒲田であろうが世田谷であろうが何の違いもなかったですけど。

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