ASKA愛人に懲役2年 裁判長は主張の不自然さ指摘

2015年01月13日 18時02分

栩内香澄美被告

 歌手ASKA(56=本名・宮崎重明)とともに覚醒剤取締法違反(使用)の罪に問われた愛人の栩内香澄美被告(37)の判決公判が13日、東京地裁で開かれ、懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)が言い渡された。
 栩内被告は紺色のジャケット&スカート、黒のタイツにハイヒールといういでたち。判決を読み上げられても、表情ひとつ変えず、真っすぐ前を見つめていた。

 判決理由に移る際、鈴木巧裁判長から「少し長くなるので、気分がすぐれなかったら言ってください」と気遣われたが、栩内被告は「大丈夫です」と答えた。

 覚醒剤の陽性反応が出たことについて、栩内被告は交際相手のASKAが自分の知らない間に体内に“盛った”と一貫して無罪を主張。一方で、自身の体の不調は訴えなかった。

 鈴木裁判長はその点に触れ「他人から摂取されたとするならば、普通気づくはず。体の異変を感じたことがないとする被告の証言は不自然だ」と指摘した。

 また、検察側証人として出廷した科学捜査研究所の職員の証言も全面支持。「(毛髪&尿検査は)きちんとしたやり方で行われ、不合理な部分はない。2度目の毛髪検査で陰性反応が出ているが、それが陽性だった1次鑑定の結果を否定するものではない」とした。

 栩内被告はその間も落ち着いた様子で聞き入っていた。控訴するか否かは、現在協議中という。