松岡修造氏奮闘も五輪イベントに新成人集まらず

2015年01月13日 16時00分

松岡氏(左)は萩野(右)、瀬戸(中)らと必死にイベントを盛り上げたが…

 新成人の関心はイマイチ? 2020年東京五輪まで「2020日」となった12日、東京都庁・都民広場でカウントダウンイベント「みんなのスタート! 2020 Days to Tokyo 2020」が行われた。


 成人の日ということもあり、5年後の主役を担う競泳の萩野公介(20=東洋大)や瀬戸大也(20=JSS毛呂山)らが参加し“20歳の誓い”や東京五輪の目標をアピール。松岡修造氏(47)が司会を務め、室伏広治スポーツディレクター(40=ミズノ)も駆けつける力の入れようだった。


 ところが、イベントは開始早々、思わぬ逆風にさらされる。広場では新宿区の新成人1300人を招き「2020」の人文字を作る予定だったが、開始時間の午後3時15分になっても新成人はなかなか集まらない。

 

 ラケットを片手に男子テニス・ブリスベン国際で活躍した錦織圭(25=日清食品)の解説で場をつないだ松岡氏も「寒いしね…。用事もあるしね…」と次第に危機感を募らせる。結局、人数が足りないと判断した主催の東京五輪組織委員会と東京都は、やじ馬のように取り囲んでいた一般人も人文字に加えることを決定。松岡氏は「20歳だと思ったら入っていいから。心は20歳にしておいてください!」と呼びかけ、なんとか体裁を保った。


 とはいえ、組織委としては立場がない。新宿区の成人式は都庁の目の前のホテルで開かれ、1170人あまりが出席した。しかし、懸命の通達にもかかわらず、人文字に参加した新成人は半分以下の500人。振り袖姿の新成人は少なく華やかさを欠いた。

 

 さらに萩野らがステージでトークを始めると会場を後にする新成人の姿も目立ち、松岡氏も「ひと言、言っていい? どこに成人がいるんだ?」と首をひねったほど。組織委の読みの甘さが、せっかくの盛り上がりにも水を差す結果となってしまった。