今年新成人となったAKB48の川栄李奈(19)ら48グループ22人が13日、東京・千代田区の神田明神で成人式を行った。川栄が「私たちははざま世代」と自虐的に表現したメンバーたちは、詰め掛けた報道陣を前にチャンスとばかりにアピール合戦。本紙も巻き込んで、いつもと趣の違った成人式が繰り広げられた!?


 今年の新成人は、国内4グループのシングル曲でセンター経験者は不在。1年前はAKB48の渡辺麻友(20)、島崎遥香(20)、NMB48の山本彩(21)、渡辺美優紀(21)ら“センター”が勢揃いしただけに、川栄は「薄々気付かれてるとは思いますが…去年までは人気メンバーがたくさんいたのですが、今年は今から人気になるぞというメンバー。ベテランと次世代の真ん中の“はざま世代”です」と自虐的にあいさつした。


 囲み取材は、ワイドショーディレクターの「頑張って面白いコメントをすれば、テレビでも使われますよ。ぜひアピールしてください!」と過去の成人式では見られなかった“お達し”から始まった。


 そのお達しが効いたのか、Fカップの美乳を持つAKB48の小嶋菜月(19)が「振り袖を着ているので、自慢のバストがつぶれてしまって苦しい」と言いながら「みんなも苦しいんじゃない? 私だけかな~」と他のメンバーを横目にニヤリ。「私の胸はファンタジスタのF。グラビアが大好きで得意なので、これからは大人の色気を出せるようなグラビアに挑戦したい!!」と成人式で“乳アピール”した。


 また、知名度の低さからか、質問者がHKT48の多田愛佳(20)のことを「“ただ”さん」と呼びかけてしまい、多田が「“おおた”です! もう間違えないでください!」とプンプン顔で抗議する一幕もあった。


 AKB48の小笠原茉由(20)は「ポスト・指原さんになります」と宣言。HKT48の指原莉乃(22)といえば、恋愛スキャンダルや数々の大炎上を経験しながらブレークした。本紙が小笠原に「指原さんは炎上してよく東スポに出ますけど、炎上路線はどう?」と水を向けると、小笠原は「売れるためには(AKB48の運営会社などに)推されるか、スキャンダルを出すかのどちらか。私はどちらになるか分からないけど、頑張っていきたい!」とスキャンダル上等のど根性精神を見せた。


 AKB48関係者は「小嶋、小笠原、岩佐美咲は8日のラジオ番組で『メンツが弱いので誰も来てくれなかったらどうする』『ワイドショーやスポーツ紙に取り上げてもらわないと困る』と不安を口にしていた。みんな同じ気持ちだったので、いつもと違うぶっちゃけ会見になったのでしょうね」と語る。“はざま世代”が48グループを引っ張れる存在になれるか注目だ。