1月12日は成人の日。日本各地で新成人の門出を祝福するさまざまな催し物が行われた。そこでふと気になったのが、アニメや漫画で成人=20歳のキャラクターはどんなものがいるのかという疑問。東スポWEB担当記者が調べてみると意外なキャラクターたちが“新成人”だったことが分かった。

【シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム)】

「赤い彗星」の異名で恐れられるジオン公国のエースパイロットはファーストガンダムで描かれる1年戦争時は20歳。ライバルであるアムロ・レイは16歳とともに見た目以上に年齢は若い。今年アニメ化される安彦良和氏原作の「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」(2月28日からイベント上映)では年齢は修正され、シャアは23歳となっている。

【ポートガス・D・エース(ONE PIECE)】
主人公ルフィの義兄で「火拳のエース」の異名を持つ人気キャラの年齢も20歳。原作ではマリンフォード頂上戦争で絶命するエースだが、これだけ若くして命を散らしたのかと考えると感動もより深まる。エースの死から2年後を描いている現在連載中の「新世界編」ではルフィの仲間・ナミが20歳となる。

【岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)】

ジョジョ第4部に登場する個性的なキャラクターはファンの中でも非常が人気が高く、彼を主人公としたスピンオフ作品「岸辺露伴は動かない」も作られている。「少年ジャンプ」に連載を持つ人気漫画家という設定で、漫画登場時の年齢は20歳と若く感じるが、原作者の荒木飛呂彦氏の「少年ジャンプ」デビューも20歳と描いたキャラクターと同じだ。

【美神令子(GS美神 極楽大作戦!!)】

世界最高クラスのゴーストスイーパーで、美貌と抜群のスタイル、巨額の資産を兼ね備えるボディコン主人公も見た目よりもずっと若く20歳。原作やアニメ版を見ていた層には初めて知れば意外に感じるだろうが、それは自身が年を取ってしまったからかもしれない。

【牡牛座のアルデバラン(聖闘士星矢)】

聖衣(クロス)と呼ばれる鎧をまとった戦士「聖闘士(セイント)」たちの戦いを描く80年代の人気漫画の中で一番のオヤジ顔といえるアルデバランだが、驚くなかっれ実は20歳。同じ黄金聖闘士では ムウ、アイオリア、 シャカ、ミロ、カミュも同い年だ。さらに驚きなのが主人公・星矢の年齢で13歳。時に世界の命運がその肩にのしかかるのだから、少々酷な話だ。

 以上が主な20歳のキャラクター。いずれも年齢よりも年上に見えるものばかりだが、そこには20歳にはこのくらい大人であってほしいとの思いがあるのかも!?