アイドルグループ「仮面女子」の立花あんな(22)、森カノン(24)らメンバーが7日、東京・秋葉原で最新シングル「元気種☆」の大ヒット御礼イベントに出席した。元「光GENJI」の諸星和己(44)も参加し、イベントを盛り上げた。

 元日発売のシングルはインディーズながら初週売上13万枚を突破し、インディーズ女性アーティストとしては初のオリコン首位を獲得。諸星はイベント中のライブ4曲目「夏だね☆」にステージ上に登場し、ピコピコハンマーでメンバーや取材記者を叩くなど、曲と関係なく大暴れした。

 MCでは毒舌のオンパレードで、約200人のファンを前に「なんで1位なんだ? こんな少ない人数で13万枚なのか!」とリーダーの桜のどか(24)を攻撃。桜は「全国にいるファンの方たちが応援してくれて…」とタジタジだった。

 今年の紅白出場を目標に掲げる仮面女子にはアイドルの心得を伝授。「ファンとの距離は大事! ずっと大事にしろ。よく言うけど、俺たちの時代はまだレコード。A面・B面というのがあった。CDになってABCDときた。これからはCD時代は終わって次はEの営業、Fはファンだ。そういうのを守ってこれから音楽を発信していけ」とメッセージを送った。 オリコン1位を獲得し、勢いづくグループだが、諸星は初心について「そんなの忘れんだろ」と豪語。

 自身の経験を踏まえて諸星は「売れてくると、悪い大人たちがいっぱい付いてくる。そういうやつにだまされないように、心にも仮面をして。落ちぶれたときに絶対に裏切られるから。俺が現にそうだから。俺が一番苦労しているところだから」と何度も念を押した。

 最後に“対策”について仮面をかぶってパフォーマンスするグループに絡めて、諸星は「俺は天狗というお面をかぶってた。天狗になっちゃいかん。天狗になったら人は離れていく」と、真剣な表情でメッセージを送った。