May J.激白「幸せな1年」「バッシングは正直つらかった」

2015年01月07日 11時00分

すっかり時の人。歌声で日本中を癒したMay J.

 2014年、最もブレークした歌手といえば、多くの人がMay J.(26)の名前を挙げるだろう。大ヒットしたディズニー映画「アナと雪の女王」の日本語版エンディング「Let It Go~ありのままで~」を歌う姿は毎日のように見られた。その一方、テレビなどに多く出たため、ネットを中心にバッシングが起きたのも事実。「アナ雪」ブームとともに起きた大ブレーク、バッシングの逆風、そして2015年の目標――。May J.本人が本紙だけにすべてを語った。

 ――NHK「紅白歌合戦」に初出場。でも「Let It Go」を歌った後に、本家イディナ・メンゼル(43)の歌が流れたが、どう感じたか

 May J.:イディナ・メンゼルさんと神田沙也加さんのコラボは本当にすごかったです。私も聴いてて感動して涙をこらえてたら、隣の松田聖子さんが泣いていらしたので、もらい泣きしながら歌わせていただいた。

 ――大ブレークした2014年を振り返って

 May J.:去年はまず、小さいころからずっと夢だったディズニーの曲を歌わせていただけたというのが本当にうれしかったです。紅白にも初出場させていただいたり、いろんなところで皆さんと一緒に歌わせていただいて、幸せな1年でした。

 ――1年前はこうなることを予想していた?

 May J.:想像していなかったです。プライベートはほとんどなくて、お仕事に行って帰って寝るだけです(笑い)。でも逆に、毎日こうやって歌わせていただける環境があるというのが昔から夢だったし、苦に思ったことはないですね。

 ――“出るくいは打たれる”なのか、多く露出したことで、ネットを中心に「カバーソング芸人」などというバッシングも起きたが

 May J.:特にテレビで歌わせていただいた後に様々な反応がいつもあるんですけど、もちろん私もそういうの(バッシング)を見たことありますし…自分が思っていたのと違う反応というのが本当に多くて、正直すごくつらかったですし、寂しくなりましたね。

 ――バッシングの書き込みを見ることは

 May J.:見ないようにはしてるんですけど…難しいですね。テレビに出させていただくたびにそういった反応を頂いて、正直つらくなるんですけど、その後にライブがあると本当に怖かったです。「テレビと同じような反応があったらどうしよう」と恐怖感がある中で、それでもしっかり歌おうと思って毎回ステージに出るんですけど、歌い終わったときに、拍手が鳴りやまなかったりとか、子供が一緒に「ありの~」と歌ってくれてるのとか見ると、自分は間違ってなかったんだなって。この曲でお客さんと一つになれたというのが、また次に向かっていくパワーになっていたので、毎回歌い続けられたんじゃないかなと思っていて。ただその後またテレビで歌うと、またいろんな反応があって、落ち込んで、つらくなって、その繰り返しでしたね。

 ――9月にリリースした「本当の恋」は、オリコンシングル週間ランキングで初のトップ10入り。元日にはベストアルバム「May J.W BEST―Original&Covers―」をリリースした

 May J.:オリジナルでしっかりたくさんの人に届くような曲を作るというのを課題にしていかなきゃいけないなと思います。(ベストアルバムは)私の履歴書みたいな感じなので、これを聴けば、私のすべてが分かっていただけるのでは、と思います。

 ――今年の目標を

 May J.:1月18日に初めての日本武道館の公演があります。ずっと目標にしていた場所で、今までずっと応援してくださった皆さんに感謝の気持ちを込めて恩返しというか、皆さんに思いっ切り楽しんでいただけるようなライブにしたいと思います。今までの8年分のMay J.のすべてが見られるライブにしたいと思います。

 ――個人的にやりたいことは

 May J.:最近の目標はエッグベネディクト(注・パンと卵などを使った軽食)を作る(笑い)。去年初めて食べたんですけど、すごくおいしくて、自分で作れたらいいなと。自分は小さいころから、音楽に常にパワーをもらったりとか、つらいときも常に支えてもらいました。私も自分の歌声で誰かを少しでも笑顔にしたりとか、前に進んでいくパワーを届け続けられたらいいなと思いますね。

☆メイ・ジェイ=1988年6月20日生まれ。神奈川県横浜市出身。本名・橋本芽生(めい)。日本とイラン、トルコ、ロシア、英国、スペインのバックグラウンドを持つ両親の間に生まれる。ピアノ、ダンス、オペラのレッスンに励み、2006年に発売されたミニアルバムで歌手デビュー。09年の2枚目アルバム「ファミリー」がオリコンで最高4位、iTunesで1位を獲得するなどヒットし、代表作となる。年に約100回のライブをこなす一方、08年からNHKワールドの音楽番組「J―MELO」に司会としてレギュラー出演している。