「THE MANZAI」決勝惨敗の漫才コンビ・馬鹿よ貴方は「人生変わると思った」

2015年01月08日 11時00分

「馬鹿よ貴方は」の平井“ファラオ”光(左)と新道竜巳

 昨年暮れに行われた漫才日本一を決める「THE MANZAI」(フジテレビ系で放送)で、ビートたけし本紙客員編集長(67)の事務所「オフィス北野」から初めて決勝に進出した漫才コンビ「馬鹿よ貴方は」が、本紙のインタビューで今年に懸ける思いを激白した。優勝を逃した後、たけしから個別に“指導”されたという。新道竜巳(37)、平井“ファラオ”光(30)の2人は12日に行う単独ライブへの意気込みなど、あますところなく語った。

 ――「THE MANZAI」は惨敗した

 新道:始まる前は優勝すると思ってた。というのも、出番前の紹介VTRを撮ったときのスタッフが「毎年優勝したコンビのVTRしか担当してない。前年がウーマンラッシュアワーでその前がハマカーン」って言うんです。流れが来たと思ったんですけど(笑い)。

 ――でも1票も入らず

 新道:「これでお笑いだけで食える」と思ってバイトも辞めたのに。

 平井:さすがに「調子に乗ってるな」と思いましたね。

 新道:またバイト探さないと。やはり売れないと芸人一本では食えない。

 ――感想はコンビで対照的だったとか

 平井:僕は決勝でも緊張しなかったので、あのネタの中では最高に近いものが出せた。結果はああだったけど悔いはない。

 新道:僕は空気にのまれて緊張した。

 ――優勝したら人生が劇的に変わると思った

 新道:たとえ優勝できなくても、すごくウケて仕事のオファーがいっぱい来るかと…。もし優勝して売れたときのため、エッセーを書き始めてたんですけどね(笑い)。

 ――「THE MANZAI」はたけしさんが最高顧問を務め、オフィス北野の色が濃い

 新道:ただ僕ら、決勝に行くまでたけしさんに会ったことなかったので。

 ――初対面は

 新道:決勝の2日前かな。収録現場で待ち伏せしてあいさつしたけど、たけしさんの到着前から周囲がピリピリする。たけしさん自身は優しいのに、周りは「生ける伝説が来た」みたいな反応。あいさつしても何話していいか分からず、とりあえず「『北野演芸館』(TBS系)に出してもらえませんか」って言った。「いきなり売り込むな!」と言われたけど。

 平井:僕は普通にあいさつしただけ。たけしさんも人見知りな感じで、ぎこちない初対面でした。

 新道:「THE MANZAI」のときも周りは「たけしさんにあいさつさせなきゃ」ってピリピリして「いつごろ着くか」とか情報が逐一入ってきたけど、ビートきよしさんの情報は全くなかったから、あいさつできていない(笑い)。

 ――2人の漫才についてたけしさんは「間が悪い」と言っていたが

 新道:放送後も個別に話して「間が悪かったけど、お前らこういう芸風だしなあ~。無理に変えるのもよくないか。まあこういう場は初めてだし、しようがない」って言っていただきました。

 ――俳優・要潤のネタが代名詞になっている

 平井:それ、みんなが知ってるんですかね? 

 ――要さんが2人に会いたがっているとか

 新道:12日の単独ライブの客席に来てもらえればいいなあ。舞台に出ていただければうれしい。

 ――ライブへの意気込みは

 新道:ネタ数が多い。普通の2~3倍くらい。

 平井:賞レースではできないような攻めたネタもやりますので、そこを見てもらいたい。

☆ばかよあなたは=ツッコミ・新道竜巳(1977年4月15日生まれ。千葉県出身)、ボケ・平井“ファラオ”光(1984年3月21日生まれ。神奈川県出身)のコンビ。2008年結成。昨年「THE MANZAI2014」で認定漫才師50組に選出され、オフィス北野への所属が決定。「THE MANZAI」では決勝に進んだが、敗退した。12日に東京・北沢タウンホールで単独ライブを行う。