謹慎中のお笑いコンビ「極楽とんぼ」山本圭一(46)が、19日に東京・下北沢駅前劇場で、旧芸名「山本圭壱」名義でお笑いライブを開催することが4日、分かった。

「山本圭壱お笑いLIVE」として開設された公式サイトには、本人の手書きのメッセージが掲載され、料金は「終演後、私、山本圭壱がざるを持ってロビーに立ちますのでお客様のご厚意を投げ銭として反映させて頂けますと望外です」とするという。
 山本は2006年の淫行騒動により所属事務所を解雇され、謹慎状態が続いており、飲食店勤務などを経て、最近ではお寺で修行しているとも伝えられていた。

 一方で、復帰を熱望する芸人仲間も多く、山本を「恩人」と慕う「ロンドンブーツ1号2号」田村淳(41)は、ことあるごとに復帰を訴えてきた。その淳は4日、早速ツイッターで「極楽とんぼの山本さんが遂に動き出した! この日を待ってました!」と喜びを表し「所属事務所は違いますが、僕が今までお世話になった事やこれからの関係は何も変わりません!」などとつづった。

 かねて山本復帰への思いを叫んできた「極楽とんぼ」の相方・加藤浩次(45)が5日、レギュラー番組「スッキリ!」(日本テレビ系)の冒頭で山本の芸能活動再開にコメント。

 神妙な面持ちで「一から本人もやる。いろいろ賛否あると思うけれど、よろしくお願いします」と語った。「すいません、私事の山本の話題で」と切り出した加藤。山本がライブの料金を「投げ銭」としたことについては「小銭で結構」と同調した。「極楽とんぼとしていつか2人でやりたい」との願望に、ネット上では「加藤のコメントに涙」などと感動したツイートが相次いだ。