TBS系「第56回輝く!日本レコード大賞」(主催日本作曲家協会)の授賞式が30日夜、東京・初台の新国立劇場で開かれ、優秀作品賞10作品の中から、「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」の「R.Y.U.S.E.I」が大賞に輝いた。

 2010年11月10日にデビューした三代目――は昨年、3年ぶり、史上最多4度目のレコード大賞を獲得した「EXILE」の弟分として活躍。受賞曲となった「R.Y.U.S.E.I」は、今年若い世代から圧倒的支持を得て大ヒットとなった。

「普通に10代~20代の若者がカラオケボックスに集まれば誰かしら必ず歌う作品ですよ」(音楽関係者)

 EXILEの思いと信念を受け継いだ三代目――は、来年さらなる進化を遂げる可能性が高く、わずか4年のキャリアで栄冠をつかんだのには、「レコ大審査員の1年後を見据えた評価と判断があった」(前同)ようだ。

 実際、所属レコード会社エイベックスの担当者も「三代目の2015年はみなさんがあっと驚くようなビッグな企画を用意しています。間違いなくもっと上にいきますよ。絶対に期待は裏切りません」と予告した。

 大賞授賞に三代目――の岩田剛典(25)は「うれしいのひと言です」と喜びを爆発させた。

 また最優秀新人賞には、これまたエイベックスの西内まりや(21)が「最も将来性が期待されるアーティスト」(前同)として選出された。西内は「お母さん、取ったよ」とうれし涙を流した。