アイドル歌手の武藤彩未(18)が先日、東京・港区の赤坂BLITZでワンマンライブ「OWARI WA HAJIMARI」を行った。

 武藤は現在世界的人気のメタルアイドルグループ「BABYMETAL」やモデル松井愛莉(18)などを輩出した「さくら学院」出身で同グループでは初代生徒会長も務めた。東スポ読者的には元JRA騎手で現在は調教師の武藤善則氏の娘といったほうがなじみやすいかもしれない。

今年4月にアルバム「永遠と瞬間」でメジャーデビュー。AKB48やももいろクローバーZなどグループアイドル全盛の中、ソロアイドルの時代を作れるかアイドルファンから注目が集まっている。

「今日が終わった瞬間から、新しい自分というものを形作っていきたい」という思いが込められたタイトル通り、ライブは「ミラクリエイション」「パラレルワールド」など新曲4曲を披露する新たな魅力も見せながら、ダブルアンコールも含め全16曲を披露。MCでは高校卒業を記念し、学生最後となった期末テストの点数を公表。最低が「公民81点」という好成績で、さすが元生徒会長という優等生ぶりだった。


 ライブでは来年2月25日にセカンドアルバム「I-POP」のリリース、さらに19歳の誕生日となる4月29日には渋谷公会堂でライブを開催することも発表した。武藤は「いろんなアーティストさんが通った道で、満杯にできるか分からない。でも今日のライブにきてくださったファンの方が友達、家族の一人でも連れてきてくださったら、満杯になると思います」と満足いく誕生日ライブにするため、さっそくPRをスタートさせていた。