NMB48の渡辺美優紀(21)が24日、東京・有楽町駅前で行われたニッポン放送「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」のイベントに出席。クリスマスイブの同日に発売されたソロデビューシングル「やさしくするよりキスをして」を700人の前で熱唱し、自身の愛称“みるきー”に絡めて何度も「みるきークリスマス!」と叫ぶなどテンションMAXだった。開演前には「幸せオーラに包まれながらデビューできて幸せが2倍です」とうれしそうに告白。ソロデビューイベントで緊張しているかと思いきや、渡辺は「今日は“三度寝”しちゃったんです。7時に起きてまた寝て、10時に起きてまた寝てしまって。12時半集合でしたけど、また寝て12時に起きたので、今日はまだ何もしてない」とイタズラっぽく笑った。

 夢のソロデビュー日にもかかわらず余裕しゃくしゃくに見えるが、陰の努力はすごいとか。関係者は「普段の練習だけでなく、収録のわずかな合間にも先生とボイストレーニングに励んでいた。なかなかうまく歌えずに『“ヘコみるきー”です…』と落ち込んで涙を見せる時もあった」と明かした。

 9月に行われたじゃんけん大会で優勝しソロデビューを勝ち取った渡辺だが、48グループ内で特に歌唱力が優れているというわけではない。優勝時の会見でも「私は歌がうまい方ではないので」と不安を明かしていた。

「先月末に渡辺がソロで生歌唱した『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では、歌った後にプレッシャーから解放された渡辺は号泣し、司会のタモリさんを驚かせた。1週間前から番組の放送時間帯に合わせて毎日練習するほどの真剣さだった」(同)

 ソロデビュー当日に“三度寝”したのは、努力してきたからこそ生まれた自信からだったのかもしれない。